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ホップステップエイジング
まばたき
2023年03月28日
テーマ:テーマ無し
ドライアイの指摘を受けているOさんは、目薬が欠かせないそうです。
彼女はまばたきはしているのですが、不完全なので、まぶたが完全に閉じていないそうです。
通常、まぶたが閉じ、しっかりと上瞼と下瞼がくっつくと同時に目玉は上へ上がるので、目は白目になっているものらしい。
テレワークやオンライン授業の定着で、PCやスマホを見る時間が増えている昨今、ドライアイや黒目部分の角膜に傷がついてしまうリスクが高まっているようです。
普段は意識をしていないまばたき。1日に約1万5千回もしているといわれています。
「まばたきがちゃんとできているかどうか」ということを意識している人はそう多くはないでしょう。
なぜ、まぶたを完全に閉じてまばたきをしなければいけないのでしょう?
調べてみると「まばたきは、黒目の汚れをとる、いわば『ワイパー』に値するそうです。
まぶたをしっかりと閉じれば、眼球は上転するので黒目も上に上がり、まぶたが開くと眼球は下がる。こうやってまばたきのたびに眼球を拭き上げています。
『角膜』にあたる黒目部分は、カメラでいえば『レンズ』。
眼球に光を取り入れ、水晶体とともにピント調節を行う大切な役割を担っています。
ただ、常に外気にさらされているため、ゴミが飛び込みがちです。
まつげ、毛髪の切れ端、繊維クズが最も多く、羽虫、小枝、もみがらや葉っぱなど、目に入るゴミは多種多様。
正常にまばたきができない人は黒目をキレイにできず、目に入ったゴミを取り除けないため眼球は傷つき、目の病気も招きやすくなるというのです。
完全なまばたきをすることで、油分と水分が分泌され、保湿ベールを作っているのです。
そのため油分が不足していると、涙は蒸発しやすい状態になってしまいます。
上まぶたと下まぶたがバチリとくっつくことで目をコーティングする涙の油成分が分泌されます。
目に新鮮な涙を供給し、角膜の表面を整えることで目に入ってくる光の散乱を減らすのですね。
視力を守るために、異常があると分かるように痛覚が集中している敏感な部位です。
この角膜のメンテナンスをする『まばたき』で、目はとじるたび回復するのでとても大切なのだという事です。
そういえば、目がゴロゴロする時には、盛んにまばたきをします。
特に、現代人の目は「ストレス」、そして「スマホの使用の凝視」で、酷使されていて、目の回復の重要性は増すばかり。
ストレスがかかって緊張している時、自律神経のうち交感神経が優位になり、目が見開き、まばたきの回数が不十分になります。
またスマホなどで集中して画面を見続けることで、まばたき回数は通常時の約1/4になってしまうそうです。
さらにこのような状態が続くとまばたきをする筋肉(眼輪筋)が衰え、完全にまぶたが閉じない浅いまばたきになってしまいます。
結果、まばたきが減り、目からうるおいがなくなっているのです。
2015年は全体の5割、2022年は全体の約7割の人の目がデコボコになっていることが判明しているそうです。
不完全なまばたきにより、目の表面からうるおいがなくなっている人がとても多いのは残念です。
ドライアイかどうかを見分けるには、12秒まばたきを我慢できるかどうか?ということが一つのポイントになるそうですので、日頃のケアで、目の酷使は気を付けたいものです。
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