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「ただしい人類滅亡計画」 (3/8) 

2023年03月08日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 姉様のロング巻き毛のウィッグで撮った写真が、大好評です。カメラとある子ちゃんの腕は確かに良い。どこもいじってはいません。ってことは、髪型は大事ね。でも今さら無理です。時間がたてば伸びますが、それを美しく保つことは難しいし、何よりこのベリーショートの楽さは、もう手放せません。そこで、イメチェン(死語?)のために、こんなウィッグ(人毛でなくていいOK)を買おうかしら。
 息子から「ただしい人類滅亡計画 反出生主義をめぐる物語」を読むようにと、指令が来ました。 子供を持ったばかりに、家庭が崩壊した息子(とりあえず異論を唱えないでください)にとっては、すがる思いで読んだ本でしょう。論文みたいに感じるかもしれませんが、小説です。少し、イメージとは違いました。人類を滅亡させる使命を帯びた「魔王」が、10人の人間代表に、人類は滅亡すべきか否かの議論をさせて、その結果に理を求める話です。 少子化が問題になり、焼け石に水な対策がなされ、このままでは日本は滅びると言われています。日本をもたせるために、子供を産むのは変だと思います。滅びるのも仕方ないですが、最後の方に生きなくてはならない人たちは、たまったものではないですよね。 我々世代は、わが子にただで面倒みてもらおうとは思っていませんが、他人の子にお金払ってやってもらおうと思っているのです。それはいつか破綻します。 息子がうつで苦しんでいる時、「どうして生んだんだ」と言われて、そうだ、私は頼まれてもいないのに息子を産んだ、申し訳なくて、産んだことを後悔しました。殺すわけにはいかないので、おなかの中に戻して、消し去ってやりたいと幾度も思いました。今もその気持ちは残っています。 この本は、子供を作るのをやめるべきであり、人類は滅びようと言っています。苦しい人生を歩ませないために。生まれれば楽しいこともあるのにかわいそうですか?大丈夫、生まれなければその人はいないのですから。 ただ、最後の方の人たちが、苦痛に満ちて生きなければならないのは、私は死んでいるのでわかりようは無いのですが、少々心が痛むので、下の世代がいなくても、心身ともに幸せな生を全うできるような方法を、作りださなくてはなりません。全能の魔王が、何の苦痛も無く消し去ってくれるのなら、その方が良いです。と書いてみましたが、結局生きる意味が分からない私は、自分の結論は出せていません。 本日のネリ心の短歌です ↓Moreも見てください。   死に顔があまりに綺麗それゆえに  白装束は花嫁の   若く逝き写真の君は美しく  還暦の我老いていくだけ 私の5才下の妹は、わずか18才で、この世を去りました。あれから、もう何年たったのでしょう。写真の妹は、今も、綺麗なままで。私は、年相応に、一つ一つの皺に、時を刻みながら、あと、何年生きていくのでしょうか。妹が逝き、父母も逝き、淋しさはつのるばかりです。

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