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ニャンコ座リポート

誰にでも起こりうる (12/14 討ち入りでござる) 

2022年12月14日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 高市さんが、ひどくご立腹ですが、とりあえず「やれ〜やれ〜」という感じ。それ以前に、私は防衛費を増やすことを認めた覚えは断じてありません。私は武器で守ってもらいたくない。そこだよ。
 4日に天候不順のため農芸学舎行きをあきらめたのですが、こちらはお出かけ日和だったので、かねてから興味があった映画「あのこと」を見に行きました。かなり生々しい映像があるので、心して見るようにとの注意書きもありました。私はどうしても、映画などに癒しやパワー注入よりも、真逆の効果を求める人みたいです。 1963年のフランスは、中絶が禁止されていました。望まない妊娠をしてしまった大学生アンヌが、強大な中絶禁止という支配体制に真っ向から立ち向かっていこうとする物語。作者”アニー・エルノー”自身の実話だそうです。原題は「L’evenement」。英題は「Happening」となっており、「事件」や「出来事」という意味です。 幸いに、同じ体験はありませんが、一歩間違えたらと思うとぞっとします。日本では、中絶は違法ではありませんが、限りなく「悪い事」のくくりに入ると思います。望まない妊娠が、どれほど人生を狂わせるか、時に人生そのものを奪われる、特にそれは女性にのしかかるか、あまり話題には上らないですもんね。 最終的には悶え苦しんだアンヌはトイレで流産します。ポチャンという音が、アンヌがこの何週間で苦しみ抜いて辿り着いた全てのゴールです。それまでかなり冷静に見ていられたのですが、ポチャンに、息が止まりそうになり、直後の映像はショッキングすぎて目を覆いたくなりました。 最後は大学に戻って、試験を受けるアンヌの姿で終わるのだけれど、私ははさっすがフランス、騒ぎを起こしたアンヌが好奇の目にさらされることも無く、又前を向いて歩き始められて良かったと思ったのですが、ネットで解説を読むと「凄まじい闘いを切り抜けてきたのに、誰かにその労をねぎらわれるわけでもなく、ケアをされるわけでもない」と書いてありました。なるほど、この問題は見ないでおこうという社会で、当事者のみが苦しみ戦わなくてはならないのだと、思い知らされました。 この映画、高校生には見てもらいたいと思いました。刺激きついけどね。 偶然ですが、昨夜のクロ現は『母親になって後悔してる』という本の紹介でした。母親神話ですかね。読んでみたいです。本日のネリ心の短歌惜春の過ぎ行く時をとどめたく  桜ひとひら押花にしてこの出逢い運命といふ君がいて  夢でもみよか我が晩秋に 行きたい所あり。荒れ模様の天気で、行こうかどうか迷っているのですが、大丈夫そうなので、行ってこようと思います。

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