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サンシャインクリーニング
ラブ・ミー・テンダー 声の物語
2022年11月28日
テーマ:日々雑感
昨日はワクチン接種の前に
目の不自由な方たちと楽しむ朗読会へ行ってきた。
まず出演の皆さんの紹介から始まったが、
進行役は、やけに彼らが身につけているものを詳しく説明する。
そうか、目の代わりになるのは、声だった。
言葉が伝える色や形が彼らの世界を広げていくんだ。
最初の詩の朗読から、私は感極まってしまった。
文字の世界が音の世界に変わった時、
それは全く別の魅力あるものになると知った。
男性アナウンサーが朗読してくれたのは
作家江國香織の「ラブ・ミー・テンダー」
娘の言葉を通して語られる70歳を超えた夫婦の愛情物語
娘の母親はエルビスプレスリーが亡くなった時に
アメリカまで一人でお墓参りに行くほどエルビスを愛していた
それが原因で父親とも何度か離婚騒動も起こしているくらいだ。
そして、そんな母親は認知症が進んできている。
ある日電話で母親が、
毎晩12時になるとエルビスが電話をかけてきて
ラブ・ミー・テンダーをかけてくれるという。
認知症が進んだとびっくりした娘は両親の家に行き
12時まで待ってそれを確かめると車を飛ばしてやってくる。
結局、12時半を過ぎても電話はかかってこず、
母親からお土産がどっさり入った紙袋を貰って
自宅に戻るのだが、車で大通りに出ると、
その先に見えたのは電話ボックス。。
その中にはラジカセを持った父親の姿があった。
♪ ♪ ♪
バックミラー越しにパジャマにカーディガンの冴えないエルビスの姿を見つめながら、
娘は自分を待っている夫の元へ急いで車を走らせた。
決して激しくはないが包み込むような深い愛情が
ラブ・ミー・テンダーまさに優しい愛情が
私も包んでくれた
地域の福祉に携わっている時、
二か月に一度のお楽しみ会を行った。
その会で、思い出の曲のコーナーを作り、
毎回一名順番に披露してもらったことがある。
童謡だろうが、歌謡曲だろうが何でも構わない。
ある時、ご主人だけでなく、
その奥さんも一緒にステージに立ってくれた。
彼女は、夫が認知症であることを告げ、迷子になったらお願いしますと地域の皆に頭を下げた。
そしてご主人が歌ったのは「あめふりのうた」
♪ 雨あめ 降れふれ かあさんが
じゃのめでお迎え嬉しいな♪
昨日の朗読会の時、
あの日あの時の二人の相合傘のシーンが蘇った。
奥さんの愛情もエルビスの
ラブ・ミー・・テンダーのように優しかった。
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TOSHI(トシ)さんへ
おはようございます。
東京へ戻ってきたのですね。お疲れさまでした!
戻った途端、寒さが始まりそうですね。
本当に素敵なお話でうるっとしましたよ。
アナウンサーもしっかり練習されたらしく
娘を通したお話ですから女性言葉なんですけど上手でした。
朗読の魅力を本当に感じました。
頑張ろうっと!(*´∀`*)
2022/11/30 05:51:44
onさんへ
おはようございます。
私もこの歌がこんなに素敵な歌なんだ〜と再認識です。
だって、やっぱり優しい愛の歌よね〜
小説家が作ったお話だとしても
きっとヒントになるような何かがあったと思うんです
どこかにきっとこんな物語があるような気がしました
Love me tender♪♪ めっちゃ若い頃観たエルビスプレスリーの映画も思い出しましたよ。、
2022/11/30 05:47:51
ももこさんへ
おはようございます。
私はワクチン4回目でしたが、今回は初めて熱も出ずに筋肉痛止まりなのでホッとしています。
ももこさんも腕の痛みくらいでよかったですね。
ラジオ深夜便の冊子はよく見る機会があります。
いつもいいお話が載っていますね。
深夜のラジオを聴くのも
周りの静けさも手伝っていいものなのでしょうね。
昨日はアナウンサーの朗読と私が通っている講座の先生の朗読と両方体験しましたが、
なるほどな。。と頷くこともありました。
うちの先生もアナウンサーから朗読の道へ進まれましたが、アナウンサーとは違った朗読の世界を語ってくれたことが理解できる気がしました。
それぞれの道と言うものがあるのかな。
ラジオは生活のお伴ですね!
耳を澄ませば自分の生活の中へ、
そうでない場合は邪魔をしない。コロナ禍でリスナーが増えたと聞きましたが、私もその一人です。
とてもいいものですね。
寝る時にスマホのアプリで朗読サービス聴いてます。
音の世界で語る素晴らしさを思います。
藤沢周平の物語 いいですね♪「明烏」を聞きました
2022/11/28 09:58:51
朗読
おはようございます。
私も昨日ワクチン接種5回目でした。腕が痛いくらいの反応です。江國香織さんの短編ですか。
ラブ・ミー・テンダーの曲名のように優しい、うるっとするようなお話。
朗読を聴くの大好きです。昨夜も眠れないまま ラジオ深夜便で 中野アナの朗読を聴きました。さすが上手と。
図書館で朗読のCDを借りて聴くのも好き。今、藤沢修平の作品を、手は他のことをしながら聴く、のです。
2022/11/28 09:36:19
JOHNさんへ
おはようございます。
江國香織さんがこんな話を
書いているとは知りませんでした。
男性アナウンサーも一生懸命練習したようです。
耳を澄ますってこう言うことかなと思いながら
言葉の一つ一つを噛みしめて
エルビスプレスリーの歌声を感じていました。
福祉のお楽しみ会も
毎回皆さんの思い出の曲を披露して下さったんですが
如何に音と言うものが
素晴らしいプレゼントをくれるものかと思いました。自分の物語にダイレクトに響いてくれますからね。
私の先生は最後に藤沢周平の時代劇の世界を
演じてくれました。三味線の音と共に。。
このお話もグッとくるもので、余韻が残りました。
男の人の世界観、人生観、素敵だな〜と。
月曜日始まりましたね。
今週もどうぞ良い週になりますように!
2022/11/28 08:18:31
素敵な話
おはようございます。
「ラブ・ミー・テンダー」のお話も、「あめふりのうた」のお話も、ともに素敵なお話ですね。
ラジカセを持ち、電話ボックスから愛する妻にエルピスのプレゼントを贈るご主人、想像するだけで涙が出そう。
認知症のご主人が歌った「あめふりのうた」
ご主人は童心に帰って歌ったのでしょうか、それとも奥さまへの感謝の思いを込めて歌ったのでしょうか。。
人を愛する心、優しさ、思いやり
そんな気持ちを忘れずに生きていきたいと思いました。
2022/11/28 07:08:18