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「彼女がその名を知らない鳥たち」 

2022年10月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2017年/日本〕十和子(蒼井優)は、15歳年上の陣治(阿部サダヲ)と同棲しながらも、8年前に別れた男・黒崎(竹野内豊)を忘れられずにいる。薄汚く、何の取り柄もない陣治にイラつき、彼に当たり散らしながら暮らす十和子だが、陣治は怒る事なく、十和子に尽くし、それがまた、十和子をイラつかせる。ある日、十和子は、デパートの外商・水島(松坂桃李)と知り合い、肉体関係となる。水島は、陣治とは正反対のスマートな男で、十和子は彼にのめり込んでゆく。そんな中、刑事が十和子を訪ねてきた。なんと、黒崎が5年前から失踪している言うのだ。十和子は、黒崎の失踪に、陣治が関係しているのではないかと、疑うようになるが・・・。これは好き。個人的に、とっても好き。自堕落で、めちゃくちゃな生活を送っている主人公・十和子。一緒に暮らしている男・陣治を見下し、馬鹿にし、嫌い、でも、彼の稼ぎで生活し、甘え切っているのも、また事実。そして、十和子から、罵られ、拒否されながらも、決して、彼女を見捨てる事のない陣治の凄さ。なんだか、今、これを書きながら、「自虐の歌」の、男女逆バージョンみたいだな、と思ったけど、「自虐」はコメディチックだけど、こちらはもっと深刻。十和子は、ルックスのいい、竹野内豊や、松坂桃李に惹かれるけど、やっぱりモテ男は、モテ男なりの女の扱いしかしなくて、十和子を心から愛してはくれず、道具扱い。いや、イケメンで、愛情深い男だって、沢山いる。彼女の男運が悪いのか、そういったいい男からは選ばれないだけなんだろうけど。前半は、どうしようもない女の、ダラダラした物語なんだけど、途中から、サスペンスタッチになる。ゾッとして、目が離せない。人は、人の数だけ、人生の体験があって、その体験を元に、映画を観るから、感想が違って当たり前。私にとって、この映画は、陣治だ。ネタバレになるから、詳しい事は書けないけど、わたし的に、この映画は、陣治が全てだ。評価 ★★★★☆

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