徒然なるままに

昭和の残滓 

2022年09月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

なんでこんなところに?と思う場所に
意外な物があった。
手押し式の井戸ポンプ。
井戸があったとはとても思えない場所だ。
使わなくなった物を
処分せずに放置してあるのか?
ただのゴミではなく
そこはかとない雰囲気を醸し出している。

そういえば・・・
祖父の家にあった。
釣瓶で水を汲む四角い井戸も勿論あったが
少し離れた場所に
手押しポンプが据え付けられていて
幼い頃、
三歳年上の兄は体が大きいので
押して水が出るのに
私はどうしても力が弱くて水が出ず
悔しい思いをした記憶が蘇った。
昭和の30年代くらいまで、水道が普及するまでは
どこの家にもあったそうだ。

水道設備が普及して
日本は
蛇口から出て来る水を飲む事ができる
世界でも稀な国になったけれど
一たび、震災のような災害に見舞われると
井戸水の価値が再認識される。
この手押し式井戸ポンプは
構造がシンプルであるため壊れにくく、
メンテナンスが簡単であること……
などがメリットに挙げられ
今でも製造しているメーカーがあるそうだ。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

経験者

魚男さん

私は農家に生まれたので、小さい頃はまだ、近所も含めて
そういうのはありました。
私が、保育園か小学校の低学年くらいまでは、まだ、お風呂は
井戸水を組み上げて貯めていました。お風呂当番(薪でわかす。
北の国からで良く見かけたあんな感じです)は子供たちの役割。
必死こいて、組み上げていました。

お風呂は近所でも五右衛門風呂(といっても、足下にすのこがある)とかありましたね。でも、風呂場はとても広かったです!(^O^)

2022/09/17 07:19:13

手押しポンプ

onさん

この前脇町の街並み保存地区で見かけました。
押してみると簡単に水が出ました。

冷たい水でした。

さすがに飲むのは憚りましたが…

2022/09/17 01:22:52

懐かしい・・

ごんぼうさん

はじめまして

これ 使ってましたよ

懐かしいですね・・

2022/09/16 17:52:51

PR







上部へ