読書日記

『あの棋士はどれだけすごいの?会議』 読書日記78 

2022年09月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:読書日記

高野秀行・岡部敬史・さくらはな。『あの棋士はどれだけすごいの?会議』扶桑社新書

将棋○○会議シリーズの4冊目であるが、私が買ったのはこれが初めて。著者のうち高野秀行6段はプロ棋士、岡部敬史はライター・編集者、さくらはな。は漫画家である。この3人で最初に出したのが『将棋「初段になれるかな」会議』というもので、私は初段には一応数十年前に到達しているので興味無かった。

私は高校入学の時の自己紹介で「趣味は将棋とSF」と言ってから半世紀以上が経つが、この2つは趣味としてはまだ続いている。将棋については、そこそこ強くなろうと思ってそれなりに学んだが、県代表クラスになるには猛烈な(将棋の)勉強が必要だと感じてそこそこのところで上を目指すのは止め、あとは今でいう「観る将」になった。

ということで目次である。
はじめに
第1章 藤井聡太の将棋は、なぜ面白いのか?
第2章 レジェンド棋士は、何がすごい?
第3章 羽生世代が、如何にすごいか
第4章 現代のトップ棋士は、どこがすごい?
第5章 注目の若手棋士・女流棋士は誰だ?
第6章 昔の観る将、今の観る将
第7章 すごい格言、名言
あとがき

内容的にはプロ棋士の高野6段が先生役で局面図を出して、ここで○○先生はこういうスゴイ手を指したという紹介が多い感じであるが、2章と3章が私の守備範囲で他の章がしばらく最前線を追っていない私には興味深い感じだったが、同時に今の若い人(ファン)は昔の将棋を知らないんだなぁ感がじわじわと湧いてくる感じ。もちろんそれは最新の将棋を私が知らないということと同義である。
(2022年7月21日読了)



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