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吾喰楽家の食卓

新物の秋刀魚(80g)を味わう 

2022年09月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:男の料理

今年も、秋刀魚漁の様子が、テレビで放映され始めた。
昨年の記録的な不漁を更新する見込みだけでなく、水揚げされた秋刀魚が異常に小さいらしい。
今までは、小さくても一匹120gはあったが、今年は80gしか無いという。
その上、日露関係の悪化で、ロシアの排他的経済水域を通過できないので、漁場の往復に燃費が嵩むそうだ。

昨日、スーパーに太ったトビウオとカマスがあった。
何れを塩焼で食べようか決めかねていたら、少し離れた場所に大きなサヨリと思しき魚が目に入った。
近くで見ると、新物の秋刀魚だったので、買うことにした。
帰宅して、重量を量ったら80gだった。

近年、新物の秋刀魚を見かけると、どんなに高くても買うことにしている。
幾らハシリとはいえ、この辺りのスーパーで、500円を超える秋刀魚を見たことがない。
年一回のプチ奮発である。
今年の秋刀魚は、重量コストは高いかもしれないが、一匹200円だから、高が知れている。

早速、塩焼で食べることにしたが、何が悪かったか分からないけど、胸元辺りの腹がパンクしてしまった。
見た目が今一だが、幾ら裏側は綺麗だとはいえ、頭を右向きにして皿に載せるわけにはいかない。
味は元々期待していなかったけど、それでも初物を食べた満足感は味わえた。
毎年、初物の秋刀魚を食べると、佐藤春夫の『秋刀魚の歌』の一節、「さんま苦いか塩っぱいか」を思い出す。

秋刀魚の歌
https://blog.goo.ne.jp/0211-ue/e/1b103b265df6c9fbbe7431d135168905

   *****

写真
2022年8月31日(水)の昼餉と夕餉

御礼
「10年ぶりのアイロン掛け」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。



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