サンシャインクリーニング

シンデレラサイズ 

2022年07月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:日々雑感

昨夕は、先日の地震で延期になっていた
明菜ちゃんの1989年のコンサートを観た。
歌い切る姿は、屈託なく、すべてに明るい表情で、
歌い切った歌のすべてが
提供され選び抜かれた楽曲だと感じられた。
あの「難破船」は
加藤登紀子さんから提供された時、
OKの返事をバラの花束で返したと言う。

そのステージ姿で目を引いたのが、ピンヒール。
ステージの最後まで、やり切った。その若さよ!

学生気分の頃、
靴の卸店でアルバイトをしたことがある。
まず、最初に靴のサイズを聞かれた。
「23センチです」
これで即決! 
靴屋のシンデレラサイズ。
つまり当時、靴のサンプルは23センチで作られており、
靴を履くモデルが必要だった。

お店では、
シンデレラサイズの若い子がいなかった。
まぬけの小足さん〜〜!
ばかの大足さん〜〜! 
よくもまあ、こんなに規格外ばかり揃ったな〜

誰も文句を言うこともなく
一番お化粧っ気のない私が部長たちと見本市商談へ。
お隣神戸は靴の街でもあるし、
小売店相手の見本市はよく開催された。

太い足であろうとも
実食〜ではなく、実足!がものを言う。

もちろん、店舗でも一流の靴をバンバン履かせてもらえるものだから、靴を見る目は養われたし、靴自身がとっても好きになった。

その時の女社長もシンデレラサイズだったけれど、
年齢を重ねるうちにサイズが大きくなってしまったと
カタカタと横に揺れて歩きながら話してくれた。

へえ〜そんなものかな。。と思った私から
はい、そんなもんだったんですねの私へ

だからこそ、一層、明菜ちゃんのピンヒールは
本当に眩しかった。

ピンヒールのしんどさにやせ我慢が出来なくなって
女性のヒールの高さが変わる時。。
そこに何が生まれるのだろう。

映画「マレーナ」を思いだす。
モニカベルッチ演じる人妻マレーナは
実に魅力的で例外なく年下のレナートも夢中だ。

マレーナを傍で見守るレナートの目線で
映画のカメラは動き、
マレーナの後ろ姿を捉えていくのだが、
それはピンヒールから、
徐々に短い太いヒールに変わっていく。
マレーナのヒールの高さが変われば、歩き方も変わり、
そして、彼女の生活も変わっていく。
それはいい意味の安泰であったりするかもしれない。

今は職場のパンプス必須も少なくなり、
おしゃれなスニーカーを履く若者も多くなった。
楽ちんだし、災害時にも良い。


だけど、ピンヒールの美しさ、やっぱり素敵ね



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ミモザさんへ

ローランサンさん

私も思いっきりヒールが履けなくなって、寂しくなりました。
それに、ヒール履きすぎたつけもやってきました。

やっぱり、
やれるうちにバンバン!しておいた方がいいですね。

でも今だからの
また新しいおしゃれを見つけていきましょう。

2022/07/11 09:44:23

魚男さんへ

ローランサンさん

明菜ちゃん、私も大ファンでした。
すべての歌が代表曲ですよね。
こんど、15日にBSプレミアムで2009年のコンサートが観れるようです。
一杯語りたいけど、っていう思いです。

魚男さん。キンキブーツという映画ごらんになった事あります?それを見ればピンヒールも履きたくなるかもよ〜〜(笑)

2022/07/11 09:40:44

ピンヒールを履けなくなると

ミモザ。さん

膝を痛めてヒールを履けなくなってオシャレの半分が無くなった様な寂しい気持ちです。
学生の頃は7センチのヒールで毎日坂道を登ったり降りたり。今ではスニーカーでもあの坂は登りたく無いですが。^_^

2022/07/10 23:45:01

大変なのでしょうね

魚男さん

履き心地のバランスは相当悪いのだと思います。
それを颯爽と履いている方は、凄いですよね。
私は絶対無理です。

明菜ちゃん。ファンでした。
プロローグ。勿論買いました。
あの屈託のない笑顔が大好きでした。

2022/07/10 22:59:46

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