酔いどれて思い出迷子

南の島 

2022年06月19日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

楽しい話は好きです。思い出して、ひとりで笑うこともあります。
悲しい話は嫌いです。なのに、引きずることが多い・・

庭で採れた小松菜を使って、ピリ辛炒めと、キャベツときゅうりの浅漬けが今日のおつまみです。小松菜と牛肉のピリ辛炒め、レシピには調理時間20分とあった、なのに45分(なんで?)

携帯が鳴った。表示された発信者の名前で、用件の察しがついた。前の会社の先輩だ。熱心に支持する政党があって、7月10日の参議院選挙での投票のお願いだった。
「ところで、長谷川君が昨年亡くなったの知ってる?」
酔いが一瞬で醒めていきました。
1985年 茨城県で、つくば科学万博が行われました。その年の9月、私はグァム島に渡った。
先輩の長谷川さんと、同じ社宅に住み、1台の車で行動を共にした。お陰で1年後には、見知らぬ地で、ひとり困難することなく生活する事ができました。

「グァムに来てくれないか?」長谷川さんの誘いだった。両親も50代だったので、無責任に面倒は妹に任せて、出国することにした。

大腸ガンだったという。帰国し、入院して治療にあたったが末期のため、助からなかったそうだ。痩せて弱りはてた姿を見せたくなく、お見舞いは固辞したと、

目を閉じて、一緒に過ごした9年間を無理矢理思い出そうとする。お酒の量が増えても、酔わないみたいだ。



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