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吾喰楽家の食卓

林家はな平の真打昇進披露公演 

2022年05月18日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

この春、落語協会では、三遊亭律歌(三遊亭美るく改メ)、蝶花楼桃花(春風亭ぴっかり☆改メ)、柳家風柳(鈴々舎八ゑ馬改メ)、林家はな平の四人が真打に昇進した。
鈴本演芸場(3月下席)、新宿末廣亭(4月上席)、浅草演芸ホール(4月中席)、池袋演芸場(4月下席)の順に真打昇進披露興行を行った。
落語協会では、この順が慣例になっている。
今、国立演芸場(5月中席)で披露公演をしており、20日(金)が千穐楽である。

真打に昇進した四人は、交代でトリを務めている。
コロナ禍の前は、10日間に1日だけ二回の公演があり、夜席に全員が集まっていたが、今は昼席だけだ。
全員を見るのには、四回来なければいけないが、それは難しい。
過去に交流があった、はな平の6日目を見ることにした。

はな平は、黒門町の落語協会二階で開かれた、月例の落語会「初演の会」のメンバーだった。
私は、2017年から2018年にかけ、会だけでなく、打上げにも参加していたので、何回か宴席を共にさせて頂いた。
彼が会を卒業してからは、国立演芸場の高座を見て来た。
林家正蔵がトリを務める、4月上席を欠かさず見ているが、はな平も弟子の特権で出演している。

今回、昇進披露公演のトリとして高座に上がった、はな平の第一印象は「太った」。
真打になったばかりだが、貫禄が出て来たようにも見える。
古典落語の『青菜』を口演したが、地の部分の語り口に余裕を感じた。
昨年4月の『あくび指南』も悪くはなかったが、『青菜』は真打という地位が芸に深みを与えるのだろうか。

   *****

写真
2022年5月16日(月):口上と演題

御礼
「寿司屋 vs 立ち食い蕎麦」に、拍手を有り難う御座います。この場を借りて御礼申し上げます。

※口上の写真は下記のTwitterからお借りしました。私は最前列に頭だけが映っています。
https://twitter.com/humbug1984



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