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たかが一人、されど一人

健康志向 

2011年10月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

大方の人はそうだろうが、60才頃からだろうが多分に健康を意識している。人生の残り少なくなって、何がやりたい訳でもないのに命が惜しくなるのだから浅ましいが仕方がない。意識してしている事と言うかしない事の第一は、飲酒を控える事、甘いお菓子をむやみやたらと喰わないようにする事。飲酒は本来そんなに好きでなかったのか、社交以外の酒は簡単にやめられたが、甘いものはそう上手くいっていない。しかしお陰で60歳当時に比べると体重は大分減っている。60歳頃の資料が無いので断言できないが、想像するに多分65キロくらいはあったはずだ。このところ毎週プールに通っているので、昨日も計量してみると60キロを少し切るぐらいになっている。プールに通い始めたのもその頃ではなかろうか。しかし体重は何回計っても一向に減らなかった。何年経った頃か忘れたが、ある時気が付いて、酒と菓子を気を付け始めたら効果が現れた。4,5年前から少しずつ減り始めた。それでも1年で1キロ減るかどうか程度だった。それがこの1年くらいで2キロ近く落ちたような気がする。最近は着る機会の少なくなった背広などを久しぶり着ると、ワイシャツの首回りや、ズボンの胴回りが変にすかすかしている。そうなると逆に薄気味悪い。背丈は昔からどんなに頑張っても5尺4寸には届かない。最近は160センチを少し上回れば良しとしなければならない。161センチで今はやりのメタボ診断の適正体重は57キロと出てくる。個人的には57キロを決して適正値とは認めたくもないし、気にしない事にしている。これからはむしろ、体重については60キロ以下にならないようにしたいと思うのが本音だ。なにも洋服が合わなくなるからではない。体力の減衰の方が気になってしまう。体重もそうだが、血液検査の結果なんかでも、ある数値が基準以下だったり以上だったりすることに一喜一憂するのも止めたいものだ。何をとっても人様とは少し風変りの自分の事だ。自分の体については自分の感覚も大事にする必要があろう。健康の事まで同年輩諸氏の平均値と比較して、痛く痒くもないのに気を病んでも仕方なかろう。昨日プールでよく顔を合わせている同年輩の方から話を聞いて驚いた。小生と似たような背丈で、ダイエット目標を50キロ弱に設定しているとの事。10年以上毎日プールに通い体重などを几帳面に手帳に書いていらした。この方の話を伺い、世の中にはいろんな考えがある事をしみじみ感じた。

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