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たかが一人、されど一人

報道の在り方 

2024年05月10日 外部ブログ記事
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 ロシアの大統領就任式と2日後の戦勝記念日報道を見て考えた。日本はロシアを現在の、正確に言えば一昨年2月のウクライナに対する軍事侵攻をきっかけにロシアを痛烈に非難して、国交断絶に等しい関係になってしまっている。軍事侵攻は軍人出身のプーチン氏の得意技。そう遠くない過去2014年にウクライナの支配下にあったクリミア自治共和国に軍事侵攻、あっという間に占領してしまった。他国の領土を軍事的に侵攻、直後に住民投票を実施、これで形式的にロシア化する。この手段は現在の戦争でも同じように行われていると思う。このクリミア侵攻に対して、日本政権がロシア政府に対してどんな態度をとったか全く記憶していないが、少なくとも現在のような状態にならなかったことだけは確かだ。日本はロシアとは北方領土を巡って長いこと交渉を繰り返していたし、当時の安倍首相はプーチン氏と良好な関係を築くべく懸命の努力をしていたことだけは覚えている。先の大戦後、日本は陸軍が多数(約50万人と言われる)の捕虜をシベリアに連行され、過酷な状況のもと、死亡した人も少なくなかった。また樺太や千島列島など北方領土をロシアに奪われたが、正式な講和条約は締結されていない。詳しい歴史は知らぬが、それでも鳩山一郎氏などの努力で国交が回復して、互いに大使を交換するまでにはなっていたし、プーチン氏が日本を訪れて平成天皇(現上皇陛下)と面談したこともあったようだ。日本の駐露大使がどんな活動をしているか知らぬし、最新の武藤顕駐露大使がロシアに着任したかどうかも分からない。つい数年前までは駐日ロシア大使(ミハイル・ガルージン氏)は日本語はペラペラでよくテレビにも出演していたが、日本政府はこの大使を追放したのかもしれぬ。今年3月に日本に着任した新大使はノズドレフ氏だそうだが、前任者のように日本通かどうかは分からない。ただ同氏が国営ロシア通信のインタビューに答えて「戦後最低の水準にある」と述べ日本がロシアに制裁措置を科していることを非難、とネットには出ていた。小生が言いたいことは、事程左様に日本のメディアは政府方針に従って関連情報を国民に対して遮断してしまうことにある。昔、テレビ朝日系の報道番組「報道ステーション」に出演していたコメンテーターの古賀茂明氏が番組の中で「アイ アム ノット 安倍」とプラカードを掲げて首になったことを思い出す。今の日本の現状は報道機関の無気力にも原因があるように思えてならない。

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