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給料をムダに貰っている　

2022年04月12日
テーマ：今日このごろ

土曜日は片道2時間もかかる町から、政府の野生動物局の人達とボランティア20人程がやって来、それに私達、地元のボランティアも10人程加勢して、侵害植物除去活動がありました。

毎年この時期に一度あるこの活動は、ある絶滅危惧種の蝶を守ろうというのが目的なそうです。でも当局の説明を聞くと、数年前に存在確認数が85頭あったのがもう7頭しか確認出来ないという事です。

そんなんじゃ今からそのあたりのほんの一部の侵害植物を駆除をしても、蝶が食べるスミレを野原に植え付ける試みをしても(3年やってこれは殆ど失敗してます)ちょっと遅すぎはしませんか？

それにこのガソリン高の時に、政府所属の大型車を何台も使って、往復4時間かけて乗り付けた人達、実際に作業した時間はたった2時間半でした。

今回は私が5年前にボランティアした同じ場所にも行きましたが、そこには侵害植物がまた再発していて、5年前と同じく花盛りになっていました。それに侵害植物駆除によって自生してくる筈のスミレはひとつも見当たりません。

それでもこういう活動が毎年実行されているのは、誰かがこれを企画して給料を貰っているからだとしか思えません。アメリカでは公務員は結果の出る仕事をしなくても、一度その職位に就けばまず免職にはならないと聞いています。それはこういう仕事のことを言うのでしょうか。

蝶がもうひとつ消滅する事は悲しいですが、もう来年は行きたくなくなりました。

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