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自分の幼少期のことがミュージカルになる 

2022年04月09日 ナビトモブログ記事
テーマ:今日このごろ

トレイルを歩きながら聞いたトムさんのことです。

トムさんは語り部が職業で、昔のアイルランドの語りと音楽、ダンスを交えたショーをもう25年も続けているそうです。恒例の「ケルティックのクリスマス」というショーは私も4回見ています。

そのクリスマスストーリーが来月、アイルランドの首都ダブリンの最も古い劇場でミュージカルになるそうです。トムさんのストーリーは1950年代、自分が小さかった頃の実際の暮らしが元になって作られていて、ご自分の兄弟もモデルになっています。

今回のミュージカルの作成に当たって、トムさんはアドバイザーを務めていますが、毎日のように電話があり、舞台で使う服装から家具など、当時の様子に合っているかひとつひとつ確認するのだそうです。

映画ではそういう背景に凄い労力を使うそうですね。以前イギリスの遺族階級の話でダウントンアビーというテレビ番組がありましたが、その当時の生活が忠実に演出されていると高い評価を受けていました。

映画などとは比べ物にならないスケールですが、このミュージカルはトムさん自身の子供の頃のストーリーで、トムさんが選んだ衣装や家具が舞台になって演じられる訳で、トムさん個人のミュージカルだと言えるでしょう。

トムさんは来月そのためにアイルランドに行きますが、自分が主人公のミュージカルを観たら、どんな気持ちになるんでしょうね。



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