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「世界で一番美しい少年」 

2022年02月13日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2021年/スウェーデン〕『今まで観た映画の中で、何が一番好き?』と尋ねられる事が、たまにある。ベストワンを決めるのは、難しいけれど、常にベストテンに入っている作品が、「ベニスに死す」。 ↓https://aomikamica.blog.ss-blog.jp/2012-12-07ゲイを公言している、巨匠・ルキノ・ヴィスコンティ監督に見出された、ビョルン・アンドルセンは、監督の映画「ベニスに死す」で、主人公の作曲家から、狂おしいまでの熱情で見つめられるタジオ役を演じた少年。そんなビョルンの人生を描いた、ドキュメンタリー映画。映画は、ビョルンが初めて、ヴィスコンティ監督の前に現れた、オーディションの場面からあり、ビョルンが名前を呼ばれて、部屋に入る瞬間を、私は、恐ろしいような気持ちで観ていた。「その扉を開けると、モンスターがいる」と。いや、もちろん、「モンスター」という言葉は、ビョルンには相応しくない。でも、圧倒的な美に対して、あえて、この言葉を使います。人智を超えた、想像を絶するものを表すのに、他に言葉が見つからない。ヴィスコンティ監督は、ビョルンの美に衝撃を受け、その場で、「服を脱いで」と。この瞬間から、ビョルンの運命は、大きく変わってゆく。フィルムを見ると、素のビョルンは、健康的で、普通の少年に見えるけれど、世界的なスターになった彼は、ヴィスコンティ監督からは性的搾取を、祖母からは、金銭搾取をされ、その明るさを失った事は、知られた話だ。映画では、彼の母親の人生にも触れている。大人になってからの、家族の事も。貴重なフィルムだと思う。このブログを書くにあたって、片手落ち(この言葉は差別用語だと聞く。 でも、これ以上にしっくりくる言葉はないので、使う)なのは、私が、ビョルンが2019年に出演した映画、「ミッドサマー」を観ていない事。この映画では、「ミッドサマー」の撮影風景などもあり、近いうちに観なければ、と思う。楽しみだ。評価 ★★★☆☆

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