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たかが一人、されど一人

スピード感 

2021年12月22日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 毎度中国の提灯記事を書いてるように思われるかもしれぬが、結果的にはその通りなので仕方ない。今日もそうなりかねないが、狙いは日本政府への批判だ。何が問題かと言えば、昨夜の岸田首相の記者会見でも何回となく使われた「スピード感をもって」に強烈な違和感を覚えるからだ。これまで岸田政権が行ってきた諸課題への政治判断にスピード感があったと感じてる人も多いことだと思う。確かにそうかも知れない。しかし、例えば北京オリンピックへの外交的ボイコット問題についても、首相は適時適切な時期にスピード感をもってと要らざる形容語を重ねている。この問題は既に今月11日、林外相とアメリカ・ブリンケン国務長官が英国リバプールで対面会談をした際に結論が出ている問題だ。日本の新聞は「北京冬季五輪に政府当局者を派遣しない<外交ボイコット>については、話題にのぼらなかった。」と書いているところが如何にも白々しい。恐らく政権の報道担当は、意識的に庶民受けしそうなスピード感記事を流しているのだと思う。しかし実際に世の中に変化をもたらすような意思決定、例えば人事であるとかについては、精々石原伸晃氏を内閣から追い出したくらいで、目立つものは何も無い。あべのマスク廃棄程度の嫌がらせで、安倍氏や高市氏の鼻を明かして満足してるようでは世の中にも変わらない。悔しかったら高市務調査会長の首をとってみろだ。要するに自民党総裁でもある岸田首相は残念ながら党内弱小派閥のトップに過ぎず、自民党そのものを動かす力量を持ち得ていないのだ。どうしても肝心の意思決定が中途半端になる。スピード感をもって変更したつもりの子供を持つ家庭への給付金なんかも、誰に如何なる遠慮忖度があったか知らぬが、第3者から見れば見苦しくて見ていられない。いろいろ文句を言っても始まらぬが、こういった事態が未だ当分続くかと思うと些かうんざりだ。中国やロシアのような一党独裁について非難が大きいのは承知之助だが、政治的意思決定のスピードだけは所謂民主主義国家とは比較にならぬほど速い。結果として社会の変容スピードも上がることになる。これが全ての国民市民の幸福に繋がっているかは知らぬ。中国式自由経済の結果、貧富の格差が拡がりすぎているのも事実なんだろう。最近は大金持ちが逆に逮捕されたり、重税を課せられたりしてるところをみると、是正に取り組み始めていることも伺える。結果が思い通りに行くかどうか、これも疑問だが、意思決定の結果はいつも如何なる国でも人事で表明される。人事は組織を改革するためだから、第3者かみて能力について疑いある人物がトップに就任することはないと思う。そのスピード感が羨ましい。今日はもう冬至、月日の歩みだけは速い。

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