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のんびり。

「トイレット」 

2021年12月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔2010年/日本〕引きこもりの、長男・モーリー。研究室で働く、次男・レイ。大学生の、長女・リサ。三きょうだいの母が亡くなり、母の母、通称「ばーちゃん」が残された。ばーちゃんは、母が亡くなる少し前に、日本からやって来たので、英語も話せない。ばーちゃんは、朝のトイレがとても長く、そして、出てくる度に、深いため息をつく。それが何故なのか、3人には分からない。レイは、ばーちゃんが本当に自分たちの祖母なのか疑問に思うようになり、ばーちゃんと、自分の髪を、DNAの検査機関に送り・・・。あぁ、やっぱりいいな、荻上直子監督。なんだか観ていて安心する。物語は、母の葬儀から始まる。母を亡くした悲しみは大きいけど、家にいる、「ばーちゃん」をどうしよう、そんな感じで。もたいまさこさん演じるばーちゃんは、確かに謎だ。母が死んでからは、部屋に籠ったきりで、食事も取らない。感情を露わにすることもない。でも、もし、自分がばーちゃんの立場だったら、無表情なその顔の下で、本当はめっちゃ不安なのかも、と思う。娘を頼ってカナダに行った途端、娘に死なれ、もしかして、日本に帰る家もないとしたら、一体どうすればいいのか、途方に暮れているのかもしれないし。でも、ばーちゃんは、少しずつ、孫たちと心の交流をしてゆく。ばーちゃんは無言で無表情だけど、それでもちゃんと通じるものがある。もたいさんのセリフは、たった2つ。それだけ十分。もたいさんのような女優さんは、日本では他に思い浮かばないな。素敵。評価 ★★★★☆

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