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カシアス

事件 

2021年09月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

 先々週18日の金曜日、室内で転倒して怪我をした。
 
 数年前から足腰の衰えを防ごうと、
太もも上げとスクワットに励んでいるが、
昨今は、足のふらつき対策として、バランス運動を追加していた。
立ったままで左右の足を前後に一直線にして
出来る限り静止するのだが、
直ぐに左右に傾くので、素早く手で支える。

 当日の朝、このバランス運動で、左に傾いたとき、
テーブルを掴み損ね、あっと言う間もなく、一瞬で床に転倒した。
左の額、頬、肩を床に強打し、痛くてたまらない。
向こうの部屋にいた監視人殿が大きな音に驚いて飛んできた。

 激痛ではあるが、気は確かだ。
倒れたままでは格好がつかない、男の意地で立ち上がり、
額に手をやると、かなり出血しているようだ。
洗面所に行き鏡を見ると、額の傷口が開いて血がにじんでおり、
ティッシュでふき取っても、直ぐに出血する。

 近所の外科は10時開店、一番に行く。
左目上を8針、頬上部を3針縫って治療は完了。
2週間後に抜糸する、とのこと。

 家に帰っておとなしくしていたが、
打ち身の痛さは収まらず、左目の上下瞼が赤く腫れあがり、
本来の二重が一重になって目に覆いかぶさり、視野が狭い。
顔左側のどこを触っても、ズキンと痛む。
更に2日後、転倒した時の衝撃のむち打ち症が出てきて、
肩と首が痛く、借金もしていないのに首が回らない。

 こうなると、以前からの右腰の痛みも気になり、満身創痍の感、
この体たらくでは、今後も色々あるのではないのか、
この先どうなるのか、生きていけるのか、と落ち込む。
その割には夜ぐっすりと眠れるのは不思議。

 ところが、事件から1週間ほどたつと、状況は一変、
顔の痛みはほぼ消え去り、瞼の腫れも収まり二重に戻った。
目の下のたるみが気になるが、これは原因が別、仕方がない。
首も少しずつ回るようになってきた。
俄然、生きる意欲が湧いてきた。

 今日の午後外科に行き、抜糸して治療は終了、
まだ傷跡は目立つが、医学的には完治、全治2週間だった。
どうやら、この世の諸々は全て時間が解決するらしい。
それにしても、あの痛さは2度と味わいたくない。
見栄を張らずに、全ての動作はゆっくりと、を心がける昨今だ。



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