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雲っち

先住民を迫害しない人 

2021年09月22日 ナビトモブログ記事
テーマ:今日このごろ

久しぶりの雨の翌日、砂丘の侵害植物を掘り除くボランティア活動に参加しました。何ヶ月間の埃が洗い流された空気と緑がとても気持ちの良い日でした。

砂丘に向かって30分程トレイルを歩くのですが、その間皆さんの色んなお話が聞けます。

町から少し離れた里山の麓に住んでいるローラさんと言う女性が、自分の野菜畑のことを話しているのが聞こえてきました。トマトを鹿に食べられ、自分達は残っていた分だけ食べたそうです。

鹿はエルクのように柵を壊して入り込むような事をしないので、「畑にフェンスを建ててないの?」と聞いたら「柵は作りたくないの」と言うお返事です。

畑の物はあちこち食べられるけど、鹿の方が先住民なので、自分達が食べられる分が少し残っていれば満足なんだそう。

畑の作物に生活がかかっている訳ではないので言える事だとは思いますが、それでも手をかけて育てた野菜を野生の動物と分け合って食べるのが良いという考えの人は初めてです。

自然保護を目指すボランティア活動では、そういうユニークな方達に出会えるのが最高のご褒美です。

画像は休憩時に砂丘の上でゴロゴロしているボランティア仲間です。笑



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