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雲っち

私の自然感 

2021年08月15日 ナビトモブログ記事
テーマ:今日このごろ

カリフォルニアの片田舎に住んでいる私の自然に対する感覚は日本に住んでいる方とはだいぶ違っていると思っています。今日書きたい事も自分の勝手な呟きですからスルーして結構ですよ。笑

ここに越して来て8年間、付近の自然公園のトレイルを何十遍も歩いていますが、トレイルの周りの様子がだいぶ変わって来たのがわかります。

以前、低木がぽつぽつ生えていた野原はそれが大きく生い茂ってもう林のようになり、トレイルから見えていた海もだんだん見えなくなって来ています。

考えると、昔この辺りに住んでいた原住民(アメリカンインディアン)は、狩猟や食料、生活物資確保のため定期的に野焼きをして、自然の恵みを最大限に利用していました。

その後そこは開拓者が入り牛の放牧に使われ、草木は牛に食べられたり、踏まれたりするので伸びる事が出来ませんでした。

それから自然保護が呼びかけられた4、50年前、州に買い取られ自然公園になりました。公園と言っても莫大な広さでトレイル以外はノータッチのままです。

草木は我先と生え争います。成長の早い広葉樹、ブラックベリー、その他の侵害植物は伸び放題になりました。

一概に自然と言っても大なり小なり一旦人の手が入ると「自然」のバランスが崩れるのは確かです。色々なトレイルを歩いていていますが、本当に大昔から自然のままの所は色んな植物のバランスが取れていて見ても綺麗だと感じるのです。

でもこの今荒れ放題の「自然」も何百年後にはそれなりのバランスが取れ本来の自然になるでしょう。が、それは昔とはだいぶ変わった顔になっている筈です。温暖化した環境に的している植物がたくさん生えているでしょうから。

これから10年、20年後にはどうなっているか、自分の目で見てみたいものです。

昨日ブラックベリーを摘みに行ったトレイルには先客がいました。エルク(エゾ鹿)です。彼等の食べ残しを少し貰って帰りました。笑



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阿Qさん

めのうさん

ほんとうにそうですね。人間が一旦手を付けた自然の場をそれなりに維持する仕事は一生物です。私のように雑草を生えさせている庭でさえ自然に見える様にするのに、他所から舞い込んで来る色々な悪い雑草や、毎年毎年出てくるブラックベリーの芽と戦っています。

あと20年はうまくすれば戦えると思いますが、百まではやりたくないですー 笑

2021/08/15 10:17:15

自然への畏怖

阿Qさん

何処に住んでいても自然とお友達の関係にあれば、
その感覚は同じになるようです。

水田の稗、抜いても抜いても抜き尽くすことはできません。 
果樹園の草、刈っても刈っても10日後には元の木阿弥です。
野菜畑の草、既に手には負えなくなりました。
もう、お友達の関係は破棄したいのですが、
麦酒の大切なアテなので思い切れません。

10年20年後、どうなっているか楽しみですね。
目標、百歳!

2021/08/15 09:22:07

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