徒然なるままに

万歳について 

2021年06月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

昨日のスペイン人との会話。

日本語の「優勝する」という言葉の説明をした後に
優勝したら両手を上げて「万歳」をするときもある
という話になった。
アジア、特に漢字文化圏独特の「万歳」を
知っているか、彼に聞いてみると
動作も、発話も知っていると言う。
ただし、
彼は、スペインの教科書で見たので
出征する人を見送る時に
「万歳」をするのだと習ったそうだ。
西洋人には両手を挙げる動作は
「降参」を表すので奇異に映ったらしい。

そうか・・・
私たちはスポーツやイベントで
何かを達成したらバンザイというけれど
戦前はそういう位置づけではなかったから
年代によっては
「万歳」に決していい意味があるわけではない事に
気付かされた。
人によっては
大の大人がみんな揃って一斉にバンザイをする姿は
ぞっとする光景かもしれない。

喜びや祝福を表すバンザイだけが
残っていけばいいのだが・・・



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歴史と習慣

気ままなライオンさん

結局、他国のことは歴史などでしか知る術はなく、多くの人が
日本人が思っていることとは違うように考えているなんて
思いもしれないのですね...

サムライ、腹切り。
笑い話のようですが、それが事実なんですね。(^-^;

2021/06/05 22:54:11

バンザイ

onさん

戦争中は
ホントに悲しいバンザイの歴史を残しました。

出征でバンザイ。
もっと悲惨なのは
どうしようもなく追い詰められて自決でバンザイ。

こんなバンザイは二度とあってほしくないです。

西洋で習った話のバンザイの方が
ホントの日本のバンザイのように思えてしまうのは
今またそんな方向にこの国が向かっているからかもしれません。

2021/06/05 14:08:49

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