メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

映画が一番!

キリング・フィールド 

2021年04月08日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は
『キリング・フィールド/The Killing Fields』。
BSプレミアム2021年4月8日(木)13:00〜放送。

70年代、クメール・ルージュによる内戦下の
カンボジアを舞台に、アメリカ人ジャーナリストと
現地のガイドとの友情、悲惨な内戦を描く反戦ドラマ。

原作はシドニー・シャンバーグ。
ニューヨーク・タイムズ記者として
カンボジア内戦を取材し、後にピューリッツァー賞を
受賞した体験に基づく実話を映画化したもの。

舞台は1973年(昭和48年)8月のカンボジア。
ニューヨーク・タイムズの記者
シドニー・シャンバーグ(サム・ウォーターストン)は、
特派員としてカンボジアの首都プノンペンに来る。

当時のカンボジアはアメリカを後楯にした
ロン・ノル政権と、反米・救国を旗印に掲げた革命派勢力、
クメール・ルージュとの闘いが表面化した時期でもあった。

カンボジア人で現地の新聞記者の
ディス・プラン(ハイン・S・ニョール)が、
現地で彼の通訳・ガイドとして同行することに。

翌74年に入って、カンボジア内戦は
ポル・ポト率いるクメール・ルージュが優勢となり、
アメリカ軍が撤退を開始する。

この時、シャンバーグはプランの一家を
アメリカに亡命させようとするが、プランは仕事への
使命感から妻子のみをアメリカに逃がし、
自分はカンボジアに残ることを決意する。
そして、シャンバーグとプランは取材活動を続けていく。

同年4月、ロン・ノル政権はついに崩壊。
新しくクメール・ルージュを率いるポル・ポト政権が誕生。

そんななか、シャンバーグ、プランと、
アメリカ人キャメラマンの
ロックオフ(ジョン・マルコヴィッチ)、
イギリス人記者の
ジョン・スウェイン(ジュリアン・サンズ)は、
病院に取材に行くが、
クメール・ルージュの兵士に逮捕される。

かろうじて、四人は最後の避難所であるフランス大使館へと
逃げ込むが、カンボジア人であるプランだけが、
クメール・ルージュの支配する集団農場へと移送されてしまう。

数日後、シャンバークたちは無事、国外へ脱出するが…。

カンボジアの歴史には詳しくはないが、
ポル・ポトが率いるクメール・ルージュ(ポル・ポト派)の
大虐殺は覚えています。

調べると、1975年4月の成立から79年の間に、
170万人前後(人口約700万人中)の命を奪ったと言われています。

さて、強制収容された、プランは過酷な状況の中、
生き延びることが出来たのか…。

プランを演じたハイン・S・ニョールは医師で、
実際に4年の間、クメール・ルージュの元で
強制労働に就かされた経験を持つ。

演技経験のまったくない素人なのに、
アカデミー助演男優賞を受賞したのも納得です。
本作品は撮影賞・編集賞も受賞しています。

ラストシーンでプラン生存の連絡を受けたシャンバーグが、
タイの難民キャンプで再会。

”許してくれ”とシャンバーグ。
”許すことなどないよ”と、プラン。
抱き合う二人をカーラジオから流れるジョン・レノンの
♪♪イマジン♪♪が印象に残ります。
https://youtu.be/MbK3VTClzpw

改めて聴くと心に響く、いい曲ですね。
♪♪Imagine - John Lennon♪♪
https://youtu.be/dq1z1rkjw-E

監督はローランド・ジョフィ。



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

PR







上部へ