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ビッグ・フィッシュ 

2024年05月01日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日は5月1日、
と、言えば「メーデー/May Day」で労働者の祭典。

今は遠い昔、私も若かりし頃には集会に参加して、
行進したものでした。

♪♪聞け万国の労働者(メーデー歌)♪♪
https://youtu.be/eFtEO4dSQNY

♪♪永き搾取に悩みたる 無産の民よ 決起せよ
今や廿四時間の 階級戦は来りたり♪♪

この歌詞を見て、思うことは、
昔も、現状は今も変わっていないと言うことですね。

寅さんの「労働者諸君!」が耳に残ります。

今日、紹介する映画は、
『ビッグ・フィッシュ/Big Fish』
NHK-BSで2024年5月1日(水)13:00〜放送。

★ティム・バートン監督がシュールな映像美と、
個性あふれるキャラクターで描く、
父と息子の絆の感動作。
2004年(平成16年)5月に観たときの感想文です。

父エドワードを演じるのは、
イギリスの名優アルバート・フィニー。
若き日のエドワードを演じるユアン・マクレガー。

“人生は、まるでおとぎ話さ”、
これは、本作のキャッチコピーです。

本当に、おとぎ話のように楽しく、
人生を生きられた幸せですが、
しかし、現実は厳しいものです。

ところが、この映画は教えてくれるでしょう。
たとえ不幸な人生でも、見方を変えてご覧、
どこが不幸なんだ、幸せじゃないかと。

『シザーハンズ』や『スリーピー・ホロウ』で、
有名な奇才ティム・バートン監督の新作です。
ホラ話ばかりふいている父親と、
そんな父親をうとましく思っている息子。

”父の話は、ホラ話と真実の区別が難しい、
おとぎ話に住む男。父が話した通りに話すよ”。

息子と父の和解を軸に、さまざまな出来事で、
彩られた人生は楽しく、愛で満ち溢れていると。

若き日のエドワードを演じるのはユアン・マクレガー。
イキイキと綴られる過去の日々は、
ユーモアにあふれた楽しいパート。

現代は、病に伏す現在の父の姿、息子の持つわだかまり、
家族の絆などが描かれ、巧みに過去と現代を、
シンクロさせて展開していきます。

回想シーンは非常に華やかな色調で、
バートンの常套手段のファンタジー性を強調。

一方、現実シーンは落ち着いたトーンと、
対比構造が鮮やかですね。

エドワードが、自分の死ぬときの様子を息子ウィルに、
語らせるクライマックスのシーンでは、
あなたの目には涙が一杯でしょう。

私が特に気に入ったシーンは、青年エドワードが、
妻サンドラに1万本の水仙の花を贈って
プロポーズする画面。

画面いっぱいに広がる黄色の水仙に、
感動で胸がいっぱいになりました。

タイトルの『ビッグ・フィッシュ』は、
誰も信じないホラ話という意味だが、
クライマックスシーンで、なるほどと判りますね。



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