徒然なるままに

早春賦 

2021年02月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し


春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず

氷融け去り 葦(あし)はつのぐむ
さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空
今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせかるる 胸の思いを
いかにせよと この頃か
いかにせよと この頃   ♪

立春と聞けばこの歌を思い出す。
長野県大町市から安曇野一帯を歌った歌だとされている。
信濃大町・・・・
季節は夏だったが、
北アルプスの源流を求めて
鷲羽岳に登った時
帰りに信濃大町の方におりて
常念連山をはるかに望む
安曇野平の雄大な景色は素晴らしかった。

早春賦・・・
風は冷たいけれど
陽の光にわずかな春の気配を感じ
鶯に思いを馳せる様子は
文語定型詩の美しさを感じさせる
秀逸の作品だと思う。



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春は日々...

気ままなライオンさん

立春。
やっぱり、感じるのは、その言葉と現実のギャップ。
温暖化の影響ですかね...
若い世代になればなるほど、その日の意味は言葉遊びに
なってしまうのかなぁと思ってしまいました。(=_=)

2021/02/03 23:17:23

早春賦

喜美さん

この歌大好きでで良く歌いました
今も口ずさんで読ませていただいています

2021/02/03 15:41:43

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