徒然なるままに

アンパンマン 

2020年12月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

日本語教室で、教材として
小学5年生の国語の教科書を使っている。
その中に、やなせたかしさんの伝記があり
興味深かった。

幼いころにお父さんを亡くされて
弟さんと一緒に高知のおじさんの家に預けられ
寂しい思いをしながらも
それを表に出せない内気な少年だったらしい。
そして、長じてからの戦争。
飢えで苦しんだ経験。
たった一人の弟の戦死。
辛い事の多い生い立ちの中で
やなせ氏が常に自問自答していたのは
「正義」とは何か。

やなせたかし氏=アンパンマン

アンパンマンは決して武器を持たない。
濡れるとパワーダウンする最弱のヒーロー。
誰かが困っていると自分の顔を差し出して食べさせて
助けようとする。
自己犠牲を厭わない。

人を助けようと思ったら
自分も傷つく覚悟がいる。
それでも助けたいとおもうのが勇気だ。

アンパンマン・・・・
大人になってから改めて噛み締めると
作者の深い思いが伝わってくる。



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だから...

気ままなライオンさん

人として強いものを持っているかたなんですね。
だから、これほどまでに、多くの人に愛されているんでしょうね。戦隊ものようにかっこいいと感じるわけでなく、ディズニーやサンリオのように愛くるしさを前面に出しているわけでなく。
それでも、小さい子供は多くの人が一度ははまりますよね。
#赤ちゃん向けの遊具が多いのも理由かもしれませんが

強い勇気。中々難しい時代ですが、持っていたいですよね(^o^)

2020/12/05 21:32:06

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