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人間はあるがままでいい 余語師 

2020年11月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:思うこと

切り抜きを読み返していると余語翆巌の「人間はあるがままでいい」という切り抜きがあった。
この人曹洞宗の高僧だったが、徹底した絶対観にたった。これに立てば、浄不浄、益無益、貴賤、美醜などはすべて人間の計らいだから考える必要がない。
存在しているそれでいい。本当は、いいも悪いもない。存在しているというだけだ。それでは、悪人でもいいのかといえそうだが、この宗教観から言えば悪人でも、ありのままでいい。

例えば、弱小動物にとってライオンはいのちを奪うのだから悪獣だろう。だから、ライオンは存在しては困るとはいえない。

こう思えば、悪人も宗教の世界から見たら、存在しているだけでいいといえる。

この観点から、身近なことをいえば、一日を精一杯生きたかどうか評価することはない。どんな一日であろうと、ありのままの一日で足りる。寝る前の反省の後にはこう思うことにした。
・・・・・・
整形で骨密度の検査。腎機能は回復したが、骨密度が下がる。特に骨芽細胞の働きが衰弱。そろそろ注射と言われている。副作用もあるので迷うが、来年はやってみるかという気になっている。


4時から筋トレと卓球とジャグジーで遊んでくる予定。



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めのうさんへ

風の鳥さん

私も良くわかっていないのですが、私の理解は次の通りです。

価値というのは、人間が生み出した相対的なものである。
だから、ワクチン発見者は、人間にとって偉人だが、コロナにとっては殺人兵器を作る悪魔である。
大自然から見れば、コロナも人間も同じだから、悪魔でもなく偉人でもない。ワクチン発見者という事実があるだけである。
存在しているだけで価値があるといってしまうと、そこにまた価値が出てくる。
そうではなくて、存在しているという事実があり、存在しないという事実があるだけである。

ということでしょう。でもまさに禅問答ですから、うまく説明できません。

人間の悩みのほとんどは、相対(比較)から来ますから)、比較がなくなれば、すごく楽になります。今日はつまらない日だと思うのは、つまらなくない日があるからそう思うのでその比較がなければ、つまらない日という悩みはなくなります。つまり絶対観に立てるわけです。

2020/11/12 20:03:31

まだ考えています(笑)

めのうさん

物事の価値とか、その善し悪し、また偉業などの評価は人間が人間社会の中で勝手にしている事で、それをずーっと遠く、空の果てから見ると、地球の歴史上でそういう事があったという事実以外の何ものでもない、と言うことでしょうか。例えば疫病のワクチンを発見して何億の命の安全を確保したのは大偉業と捉えられますが、おかげで地球は人口過密状態になってしまった、とか。枠を広げてみると、価値、善悪の付け方がそう明瞭でないのかも。でも誰でも、何でも、この地球上にいっ時存在していたと言う事実は否定出来ない。其々生存していた事実自体が価値という意味でしょうか。

2020/11/12 14:34:25

こんにちは

めのうさん

「存在するだけで全てに価値がある」なんですね。わかるような、分からないような、、ですがありのままに受けとめるという仏教を押し詰めるとそうなるのでしょうか。そう言えば、自然界で起る事には良し悪しはつけられませんね。

2020/11/12 12:58:20

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