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2020年11月06日 外部ブログ記事
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私たち日本人は、これまで「先生の話は黙って素直に聞く」よう教育されてきました。
最近は日本でも学校教育で「自分で考え、意見を述べる力」を養うことが重視されはじめています。
グローバル化にともなって、なんとなく考えを察し合える相手とだけ仕事をしているわけにはいかなくなっています。
又異なる文化背景を持った人々を相手に、自分の意見を明確に述べなければいけない場面がますます多くなっています。
世界では「人の言うことを鵜呑みにするのではなく、一から自分の頭で考えましょう」という教育が欧米だけでなく、シンガポールや中国などアジアでも広がっています。
「読み聞かせ」においても、アメリカなどと違いがあるようです。
教育のごく初期の段階から行われる絵本の読み聞かせをするとき、日本の親は子どもを自分の膝の上に座らせたり、横に座らせたりして、子どもの顔をときどきのぞき込んで目を合わせながら、おだやかな雰囲気のなかで絵本を読んでいくのが普通です。
その親子の仲のいい姿は、見ていてとてもほほえましいものです。
これと比較して、アメリカの親子の読み聞かせはどうかというと、うるさいくらいに子どもたちがしゃべり、親子で対話をしながら絵本を読み進めていくそうです。
アメリカでは、読み聞かせをする親は、はっきりと英語の読み書きができるようになるための勉強、「絵本はことばを教える教材である」と考えているからだそうです。
だから、文字や数字、乗り物といった情報を扱う絵本、物語を読むことが多いのに対し、日本では、このようなタイプの絵本ではなく、『舌切りすずめ』や『桃太郎』といった昔話が多く読まれていることがわかります。
倫理観を子どもたちに伝えたい、本を好きになってもらいたい、豊かな感性を養いたいという意思の表れでしょうか?
「読み聞かせの目的を問うアンケート調査」によると、回答はだいたい次の5つに集約されているようです。
@ 親子のコミュニケーションを図るため
A 情操教育のため
B 本好きになってもらうため/活字に慣れてもらうため
C 集中力を養うため
D 言語教育のため
実は、日本人がこれまで行ってきた読み聞かせは、@〜Cの理由に対する効果は期待できる反面、「D言語教育」、とくに、社会を生き抜くために大切なスキルである「思考力(自分で考える力)」や「読解力(文章の内容を理解する力)」「伝える力(自分の意見を言う力)」などを伸ばすことには向いていないといわれます。
一方、アメリカでは、子どもと対話しながら絵本の読み聞かせを行うことで「D言語教育」を行っており、「考える力」と「伝える力」が重要であることで、小さなときから自分で考え、それを伝える経験を積むこと、その最初の教材として絵本を使うというのです。
「あなたはどう思う?(What do you think?)」
「なぜそう思う?(Why do you think so?)」
「考えながら情報に接すること」が癖になる。これが「自分で考える力」の礎になると言います。
私たち読み聞かせをする側では、途中でも読み終えたときにも「感想を求めない」が、常識になっています。
アメリカでは終わったあとに、先生が子どもたちにさまざまな問いかけをして自分なりの意見を言わせ、自分の考えていることをことばにして表現する訓練をするそうです。
「勉強のため」ではなく、親子で絵本を媒介に会話を深め、想像力を広げ、その結果、思考力が育まれるということを重視したい私ですが、果たしてどちらがいいのでしょうか?
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