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人生いろは坂

日々思うこと 

2020年05月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



日はまた昇る。
いつもと変わらぬ朝が始まる。
人間界の喧噪やコロナ騒動など関係なく。
朝の街は静かだ。
人通りも車の数も少ない。
ましてや今は緊急事態宣言の最中。
人々の自粛もあって猶更のことである。

散歩中の若い夫婦と小さな女の子。
我が家の庭に落ちていたツツジの花びらを拾って帰る。
ありがとう。ありがとう。かわいい声でお礼の言葉。
こんな時代だからこそのほほえましい家族のふれあいのひと時。

いったい、この騒ぎは何だろう。
こんなに大騒ぎをしなければならないことなのだろうか。
人の生死は自然が決めること。
不慮の事故で死ぬる人、老衰で死ぬる人、重病で死ぬる人。
人の死は様々だ。

この世での人生は一度きり。
その人だけの独り舞台。
人は裸で生まれ、裸で死んでいく。
この世の栄耀栄華もこの世だけの約束事。
何で人はモノやカネに執着するのだろう。
全ては生きていくための手段であるはずなのに。

羯諦羯諦。波羅羯諦。波羅僧羯諦。菩提薩婆訶。
「ギャーテイ ギャーテイ ハーラーギャーテイ ハラソウギャーテイ ボウジソワカ」
これは宇宙の真理を説いた般若心経の一節であり「呪文」のようなものである。
人生を実り豊かで幸せにしてくれる。
心に刻んでおきたい一節である。

人生は自分だけの特設ステージ。
人生を楽しめ、楽しんだものが勝ち。
但し、いくら楽しんでも良いが他人に迷惑をかけないようにするのが鉄則。

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