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即身仏(ミイラ)見に行く 

2020年01月16日 ナビトモブログ記事
テーマ:死について

即身仏を見ておきたかったので、国立科学博物館のミイラ展へ行く。

座禅を組んだまま死ぬという気力が人間にあるのを確かめたかった。自分にはできないが、人間の意志力のすごさには惹きつけられる。

弘智法印宥貞という即身仏が展示してあった。確かに座禅を組んでいる。CTの検査でミイラの内部まで分かるのだそうだが、この人は死ぬ前に大量の柿の種を食べていたそうだ。腐敗しないために木の実を食べるといわれているが、この人は種を食したようだ。
なお、背骨に病が残っており、多分強烈な苦痛があったが、衆生を救うために即身成仏をしたのではないかと言われている。すごい意志力と気力だ。

ならんで本草学者のミイラがあったが、これは自らミイラになる実験をしたのだそうだ。人間の探求心に驚く。

世界から43体のミイラが集まっていたが、生贄のためにミイラにされた少女には、胸が詰まった。

売店にはミイラ型のクッキー、レストランには、ミイラをかたどったランチがあったが、どういう神経をしているのだろう。
・・・・・・・・・・・・・・・・・
・ミイラを見てから、高校生の芸術展、こちらは生きる喜びにあふれている。ジムで筋トレをして帰ってきた。
・今日は家で雑用。



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めのうさんへ

風の鳥さん

紀元前3000年前くらいから、永遠のいのちを求めてミイラを作ったのは、紀元前の人間も現代の人間(ミイラでなく冷凍人間か)もいのちへの思いは変わらないのですね。

めのうさんもそう思いますか。私には考えられない神経です。

2020/01/16 18:53:21

見応えのある展示

めのうさん

随分たくさん集められたんですね。命の果ての実物を見るのですから、気が入りましたでしょう。
そんな売店やレストランの神経には驚きです。

2020/01/16 16:58:19

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