ほっこり

冬とホームレス 

2019年12月10日 ナビトモブログ記事
テーマ:男もすなる日記



今住んでる地域ではホームレスを見かけません。
自転車に空き缶積んでいる人も皆無です。
しかし、4年前まで住んでいた博多のど真ん中ではたくさん見かけました。徒歩で繁華街・中洲から5分〜博多駅から10分の所です。

以前は市内の大きな公園や河川敷と言えば、ブルー・シートのホームレス住居が数多くありました。
しかし、今は見かけません。
でも、街中には多くのホームレスが住み着いています。

住んでいた当時は知らなかったのですが、近所の有名な公園では週に3回ほど炊き出しが行われているそうです。仕事に行っているので知りませんでした。
その公園でホームレスが寝泊りしているのは知ってはいましたが・・・
空き缶集めはその周辺では今もさかんです。
博多港(競艇場近く)には空き缶の買取屋があるのです。
中洲や天神と言った繁華街には段ボールを集めて置いてる場所もあります。

数年前になりますが、博多港にある展望塔(博多タワー)に向って友人と散歩していた時のこと、福岡市民会館横の大きな公園の中を通ったんですが、その野外ステージ付近に黒山の人だかりがありました。
確か10月頃だったでしょうか、それはホームレスの為の「秋祭り」だったのです。
いい匂いがしたので、並んでみました。
カレーライスと豚汁、そして茶や酒類の配給をしていたのです。
聞くと年に2回の祭りがあるとのことでした。
野外ステージには古着がたくさん山積み、カラオケ大会も行われていました。
博多港の近くにある港湾労働組合の主宰です。

年末年始の期間だけ屋外特設の越冬施設ができるそうです。

それぞれの方が訳あってホームレスになっているのですが、寒さ厳しくなってきたこの冬場をどう過ごすかは命の問題です。

支援している多くは労働団体、NPO団体、キリスト教会系の団体(救世軍を含む)の様です。

アメリカの例えばニューヨークなどでは毎年、冬場に多くの方が命を落としていますね。

行政の支援は手詰まりなのでしょうか?

本人の勤労意欲とか行いとか本人に帰属する問題があるにせよ、いつも複雑な気持ちになります。

人は屋根の下で暮らすのが当たり前なんですが、街の喧騒を横目で見ながら屋外で生活する人もいる。


・・・

「恐い話」に拍手、コメント頂いた皆様ありがとうございました。恐い経験は少ないですが、恐い話はたくさん知っていますので、又、書いてみます。最近、創作話が頭に浮かばないので小話は休んでいます。ワンパターンの言葉遊びだけでは飽きますからね。阿呆話でも創意工夫は常に必要です。何か最近、刺激の少ない生活をしているからでしょうね〜何も浮かんできません・・シクシク・・。「もっと、刺激を!」(ぼてふり)・・「もっと、光を」(ゲーテ)



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モッチャンさんへ

ぼてふりさん

コメントありがとうございます。
「えべっさん」〜福岡では座り込んで、お金恵んでくださいタイプは見かけません。
自転車に乗って自販機の下を漁ってる人は見かけます。
昔(40年位前)京都の鴨川には「河原町のジュリー」と呼ばれるおっちゃんがいて、有名人でした。すでに亡くなっています。
最初は大阪・梅田で見かけていたんですが、いつのまにか京都へ移り住んでいていました。
ご存じかもしれませんね。

2019/12/11 19:11:30

昔の大阪は(>_<)

モッチャンさん

こんばんは。
昔の通天閣は素人は行ってはいけないヤベぇ場所(>_<)(笑)浮浪者や昼から酒盛りの日雇い労務者、酔っぱらって道路に寝ている。歩けばゆすりたかり(>_<)喧嘩も!今は浄化されて観光名所へ♪そして不思議なのは??大阪のグリコのネオン看板が有名な道頓堀!観光客で溢れる名所!ここがベースの心斎橋ホームレス「えべっさん」は今でも戎橋に座っている
https://youtu.be/7GJQnL82yS0

2019/12/11 18:06:29

風の鳥さんへ

ぼてふりさん

私のは短い小話ばかりです。
それでも、発想が湧かないとなかなか書けません。
150枚書かれるとは凄いですね。

立派な風貌のホームレスの方はお金は持っているのでしょうか?車中泊で過ごしている人やネットカフェに泊まってる人もいるようです。私がホームレスになっても年金が入りますから、そこそこ生活ができるかもしれません。

でも、住所不定は勘弁です。

2019/12/11 17:09:41

創作いいですね

風の鳥さん

私も自分の職業を題材にして150枚まで書いたことがあります。面白いですね。

私の町の印象的なホームレスは、荷物も服装も私よりきちんとして、風貌も立派なホームレスです。
貴族がホームレスになった感じです。

その人はストリーになりそうです。

2019/12/11 10:25:44

月あかりさんへ

ぼてふりさん

福岡市庁舎横の小さな公園のベンチで生活しているおじいさんもよく見かけます。
病院にも行っていないでしょうね?
かなり動きが弱っています。

ホームレスとは関係ない話ですが、小さい頃、5歳頃の妹をよくからかっていました。
近所に○○川があったのですが、
「お前は○○川で拾われてきたんだ。だからお前の名前は『○○川××』(××は妹の名前)と言うんだぞ〜!」
妹は「ギャ〜」と泣け叫んでいました。
でも、母はそれを横で見て笑っていました。

2019/12/10 22:35:11

漫歩さんへ

ぼてふりさん

以前TVで見ましたが、20歳位の女性が50歳代のおじさんとテント暮らしをしていました。(東京)昼間は屋台で働いているのです。用心棒代わりとして一緒に暮していると話していました。
河川敷で暮しているお爺さんは手先が器用で電化製品の修理をしたり、廃品となった製品を修理して販売して生計を立てていました。
いろんな生き様があるようです。

2019/12/10 22:19:03

ホームレス

月あかりさん

よく見かけます。汚れて光った衣服を纏い
壊れた靴の先端からは足の指が見えています。

衣類を捨てる日なんかに行けば、もっとまともな品
が手に入るのにと思いますが、彼らはそのままで
いいんでしょう。。一番心が痛むのは寒風の中
冷たい隙間だらけの長椅子に横たわり段ボールなど
をかぶって眠っている姿です。この寒さでよくも
眠れるものと驚き、またもっとましな場所を探せない
のか!バカモノ!と歯がゆい思いもしたり・・・

コメントするのが難しいお話です。

最後の、ぼてふり&ゲーテ のセリフが光ります。

2019/12/10 21:31:47

生き様

漫歩さん

上野公園でも、昼飯の炊き出しに行列をつくっています。ここは規模が大きいです。

ホームレスも境遇は様々で、特異な例では、
驚くべき残高の通帳を腹巻に入れている者や、
屋根の下で暮らせる境遇なのに、家族や世間の煩わしさから逃れて家出した者など、
ダンボールの群れも格差社会ですね。

2019/12/10 21:21:43

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