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生んでくれてありがとうの日　（１１/２２）　

2019年11月21日
テーマ：テーマ無し

　昨日ヨガはとても気持ち良かったし、寿司ランチは卵と緑の野菜の副菜が付いていて、健康になった気がしていたのですが、家に帰ってからは、体の中に何がしかの滞りがある感じで、相変わらずの調子の悪さが続いています。体調が良い、というのがどんなだったか、もう忘れてしまいました。ってことは私にとっては、この不調が普通ってことか。
　毎度おなじみ、今日は良い夫婦の日だとか言ったら、怒っちゃうから。わたくしnyankai の誕生日です。今さら国家秘密でもないので64歳になりました。古希の写真を撮るための服貯金は、4万円になりました。ローブデコルテは作れないでしょうが、良いスーツが欲しいです。共布帽子も付けて。足りない分はわかった時点で足します。
　息子の惨状を半年以上見ていて、子供はなぜ頼みもしないのにこの世に生まれ出でて、一生懸命に生きなければならないのかを、否応も無く考え続けました。答えなどありません。母が認知症になってからのことだと思う。誕生日に、当時使われ始めた「生んでくれてありがとう」という言葉を、もしかしたらリップサービスもあって、母に言いました。母は、思った以上に喜んでくれました。ヒントはこの辺りにあるのだろうなと思いました。
　今の私は体調不良だし、なかなかにしんどい毎日ですが、自分自身が生まれてこない方が良かったとは思っていません。両親に愛され、父は早く死んでしまいましたが、いっちゃんに巡り合い、幸せでした。いっちゃんは想定外に死んでしまいましたが、いっちゃんを愛したことは、私の中にちゃんと消えずに残っていて、それが力になっています。パーキンソンなんてものにとりつかれてしまいましたが、実は案外深刻にはなっていないのです。思考停止だとしても。
　でも今息子には、こんなに辛いなら生んでほしくなかったと思われているでしょう。36年前に戻れるなら、子供を持とうなどとは思わない方が良かったのかもしれません。わかりません。息子に生まれてきて良かったと思わせてやれる力は、もう私には無いんじゃないでしょうか。
　みなさん、何も言っていないのに、プレゼントありがとうございます。大切に使わせてもらいます。こんな時だから、ほんとに嬉しい。
　そして、誕生日が一緒のトラコさん、元気ですか?誕生日、おめでとう。

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