メニュー
最新の記事
テーマ
カレンダー
月別
- 2024年05 月( 1 )
- 2024年04 月( 10 )
- 2024年03 月( 11 )
- 2024年02 月( 9 )
- 2024年01 月( 10 )
- 2023年12 月( 13 )
- 2023年11 月( 12 )
- 2023年10 月( 14 )
- 2023年09 月( 12 )
- 2023年08 月( 13 )
- 2023年07 月( 14 )
- 2023年06 月( 12 )
- 2023年05 月( 13 )
- 2023年04 月( 12 )
- 2023年03 月( 14 )
- 2023年02 月( 12 )
- 2023年01 月( 13 )
- 2022年12 月( 14 )
- 2022年11 月( 12 )
- 2022年10 月( 14 )
- 2022年09 月( 13 )
- 2022年08 月( 13 )
- 2022年07 月( 14 )
- 2022年06 月( 12 )
- 2022年05 月( 13 )
- 2022年04 月( 11 )
- 2022年03 月( 14 )
- 2022年02 月( 11 )
- 2022年01 月( 16 )
- 2021年12 月( 16 )
- 2021年11 月( 14 )
- 2021年10 月( 35 )
- 2021年09 月( 11 )
- 2021年08 月( 10 )
- 2021年07 月( 11 )
- 2021年06 月( 11 )
- 2021年05 月( 11 )
- 2021年04 月( 15 )
- 2021年03 月( 19 )
- 2021年02 月( 21 )
- 2021年01 月( 21 )
- 2020年12 月( 23 )
- 2020年11 月( 22 )
- 2020年10 月( 25 )
- 2020年09 月( 22 )
- 2020年08 月( 23 )
- 2020年07 月( 25 )
- 2020年06 月( 22 )
- 2020年05 月( 24 )
- 2020年04 月( 21 )
- 2020年03 月( 24 )
- 2020年02 月( 22 )
- 2020年01 月( 23 )
- 2019年12 月( 24 )
- 2019年11 月( 22 )
- 2019年10 月( 23 )
- 2019年09 月( 41 )
- 2019年08 月( 23 )
- 2019年07 月( 23 )
- 2019年06 月( 21 )
- 2019年05 月( 23 )
- 2019年04 月( 24 )
- 2019年03 月( 24 )
- 2019年02 月( 21 )
- 2019年01 月( 23 )
- 2018年12 月( 27 )
- 2018年11 月( 29 )
- 2018年10 月( 25 )
- 2018年09 月( 24 )
- 2018年08 月( 3 )
のんびり。
「ひとよ」
2019年10月02日
テーマ:テーマ無し
〔2019年/日本〕ある、大雨の降る夜、タクシー運転手のこはる(田中裕子)は、夫を故意に轢き殺した。3人の子供たち、長男・大樹(鈴木亮平)、次男・雄二(佐藤健)、長女・園子(松岡茉優)を、日常的に激しい暴力を振るう夫から守るために。これで、お前たちは自由だ。自由に生きていける。何にでもなれる。私はこれから自首する。刑務所に入る。そう言い残して、母は消えた。それから15年。3兄妹のもとへ、母が突然帰ってくる・・・。試写会で観た。生かすも地獄。殺すも地獄。こんな言い方、間違っているかもしれないけど、人間の中には、もう、死ぬことでしか、問題が解決しないって人が、一定数いると思う。この映画の父親も、そんな人間の一人。子供たちに暴力を振るうシーンは、一度しかないけど、それでもう十分。あんなもん、何度も見せられたら、こちらの気がおかしくなってしまう。母は、そんな父親を殺した。子供たちを、解放するために。明るい未来のために。でも、現実は、そう上手くはいかない。母が描いたような幸せは、子供たちには、やって来なかった。週刊誌に事件を書き立てられ、どこへ行っても、殺人者の子供として、嫌がらせを受ける日々。明るい未来どころか、真っ当な仕事にも就けやしない。そんなこんなで、子供たちの中には、母を恨む者が出てくるわけだけど、お願いだから、それはだけはやめてほしい、と、私は祈るような気持ちで観ていたよ。母を恨んだら、父親の暴力を肯定する事になる。じゃあ、もし母が、父親の虐待を見て見ぬフリをしていてもいいのか。それだと、昨今、ニュースになっている虐待事件と同じではないか。まぁ、殺すのではなく、他にも、父親から逃れる術はあったんだと思うけど、人は切羽詰まったら、思考が停止してしまう事もあると思うし。映画は、出所してきた母と、子どもたちの再会から始まる、家族再生の物語。あぁ、スクリーンの向こうに行けるとしたら、私は子供たちに、お母さんを、大切にしろと言いたいよ。評価 ★★★☆☆〓
>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)
この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません