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兵庫県南部の島

稲刈り 

2019年09月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

私の畑の近くの稲田はすでに稲刈りが始まっている。5月初め頃に植えられた稲が黄金色になって、頭を下げている。
昔のように稲掛けをして天日乾燥をする農家は珍しくなって、大方はコンバインで穂を刈って、稲わらは圃場に置いて行く。稲穂だけになったものを乾燥機に入れて熱風乾燥をして、次の日には玄米になってくる。

天日乾燥した稲は脱穀機で穂とワラに分けられて、穂は乾燥機にかけても少しだけ乾燥不足を補い籾摺り機で玄米になる。

天日乾燥してとれた玄米を白米にして、炊飯した時のお米の美味しさ。
甘い香りがして、美味しいのだ。
日本晴と言う品種が全国的に作られていた時に、新米は香りもよく美味しかった。
それから、多収品種の日本晴からコシヒカリとかのヒカリ系になった時に、香りはいまひとつ、冷えてからのお米の美味しかったこと。日本晴は冷えたらばらけて美味しくなくなるが、ヒカリ系はモチモチして美味しかった。

稲刈りを終えて、稲掛けのナル(稲をかける足場に使うような長い柱)と脚(ナルを置く三脚の棒)や脱穀機をリヤカーに乗せて帰宅する時の達成感と、稲の香り。額に汗をかいていても、気持ちが良かったことを思いだす。

金木犀の香りが時々流れてきて、夕陽が播磨灘に落ちていく。兼業農家だったから、休日はこんなことをしていたが。



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