お盆の思い出

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桜並木に癒されて

2019年08月13日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

親不孝な娘で、お盆の時ぐらいにしか亡き父親を思い出さない。
母親のことは、何かにつけて思い出し、夢にも出てきたりするのに（笑）

早くに父親を亡くしたこともあり、記憶に残っていることは、あまりないのですが、お盆に父親とお墓参りをしたことは良く覚えています。

お盆の時は、朝早くから山へ「しきび」を採りに、そして庭に植えてある小菊を手折り、一抱えしてお墓へ

お寺の横にある墓地は日当たりが良く、夏は暑いし、竹藪が横にあり蚊が待ってましたと、腕や足を刺す。

父親は井戸から水を汲み、小さい私にも水の入ったバケツを持たせて、お墓へ。
これは、お祖父さん、お祖母さん、曾祖父さん、曾祖母さんなどと、沢山並ぶ墓石に花を手向け線香をくゆらせ、
一通り参り終わると、今度は親戚のお墓へ、しきびを供えて、その度に、小さい私に、これはだれそれの墓だと教え手を合わせた。

今年もお盆のお参りに、最近は墓じまいが進み、空き地が多くなり、父親に教えられた親戚のお墓も無くなっていたりしていました。
小さい頃から、慣れ親しんだ上人様も代替わり、息子ではなく本山から派遣された若いお坊さん。

経本を、パラパラと送り短いお経、
これも、今流行の時短？

色々な事を思い、また考えさせられながら、お盆のお参りしてきました。