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2019年07月29日 外部ブログ記事
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 岡山の実家のこと

 先日、徳島、高松を回って岡山(郷里)に立ち寄ってきたことを書きました。写真は私が小学校5年まで過ごした実家。父が戦後岡山に帰り、村の大工さんに頼み立てた家です。現在は私が相続してすべての不動産(と言っても、ほとんど利用価値のない田畑ですが・・・)は徐々にニーズがある限り処分してきています。この家には父が生前、母方のおじいさん、おばさんを住まわせてました。その後はおばさんのお世話で、村で居候していた人に住んでもらっています。築65年にもなる日本家屋ですから家はボロボロです。

 折角の機会なので初めて自宅に住んでいる方にお目にかかったり、保有している水田の様子なども視察してきました。水田は昨年の広島・岡山辺りの集中豪雨で一時的に水没していたとも聞きました。現在稲作をして頂いている隣村の方にもお会いし、値段は幾らでもいいから土地をお買い上げ頂けないかと相談もしてきました。商談は成立せず、将来どなたか買い手が現れたら「売却したいのでよろしく」とだけ申し入れてきました。

 懐かしい田舎への訪問ではありましたが、今は父の残した不動産をどうすることも出来ず、私の子供たちも訪ねたことのない土地なので、私の代で出来れば整理したいと考えています。これまで従弟で岡山に住んでいるMさんに頼み物件を処分してききましたが、結局処分の難しいものが残ってしまいます。いずれ本籍地も横浜に移すつもりです。残念なことではありますが、この村は昔は旧国道に面しておりバスも走っていたのですが、今は幹線道路が近くに出来、集落はさびれるばかりです。

 現在は20件ばかりの所帯数で、若い人たちは兼業農家か、高齢者の片手間農家です。結局農業は収入源としては採算に合わず、土地が売買される状況にはありません。もう少し近郊農家ならなんとかできるすべもあるのでしょうが、岡山駅からのアクセスも悪く、バスか旧山陽線(上道駅までは自家用車か、自転車で15分ほどかかります)で車移動するか、不便なバス、鉄道を利用するしかありません。こんな田舎が日本には年々増加しているのでしょう。我が家の両隣も既に空き家で、朽ち果ててきています。村の人に迷惑にならないように最低限の努力をするしかがありません。日々是好日。

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