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吾喰楽家の食卓

迎え火の日に想う 

2019年07月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

威張ることでもないが、初詣、春の彼岸、盂蘭盆会、祥月命日、秋の彼岸と、年五回の墓参りは欠かさない。
しかし、来生の存在を信じていないくらいだから、決して信仰心に篤い男とは言えないだろう。
それなのに、お盆の迎え火を焚き、妻が帰って来たような気になっている。
送り火が済むまで、外出の予定を入れないで、妻と過ごそうと思う。
我ながら、何とも矛盾した精神構造だ。

一昨日、高円寺のお施餓鬼の後に、我々兄弟三人に同級生のニダイ君が加わり、寿司屋でお清めをして大いに盛り上がった。
末っ子で長男のニダイ君は、高円寺にある別の寺が菩提寺である。
ところが、姉上の墓が我が生家と同じ寺にあるので、甥っ子と一緒に墓参りに来ていたのだ。
ほろ酔い気分でニダイ君と別れ、義姉の待つ阿佐ヶ谷の生家で二回目のお清めをした。
いつもなら泊まるのだが、翌日の迎え火に備え、睡魔と闘いながら帰宅した。

昨日は、仏壇の掃除をし、花を活け替え、供え物を用意し、迎え火に備えた。
新盆のときは、色々な飾り物をしたが、段々、地味になっている。
迎え火を四時頃に済ませてから、夕餉の支度に取り掛かった。
夕餉を食べながら、前日の法話を思い出した。
「来生の存在を信じたほうが、豊かな現世を送ることが出来る」と、いうのだが・・・

   *****

写真
7月13日(土)の昼餉と夕餉



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