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のんびり。

「にっぽん実話時代」 

2019年07月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

〔1963年/日本〕-------高島忠夫さんが亡くなられました。下書きに入っていた、高島さん主演の映画をアップしてみたのですが、いつもの、明るいイメージの高島さんと違って、この映画では、結構、嫌な役を演じておられました。バラエティー番組の司会などをされる前は、高島さんは、いい映画に沢山出ていたのですよね。またお一人、素晴らしい俳優さんを失って、淋しいです。-------出版社の社長・平田昭彦は、売り上げの伸びない経済誌に見切りをつけ、大衆雑誌の出版に方向転換する。新編集長に高島忠夫を据えると、高島は、「どんなスキャンダルでもいい。 煙が立っていなかったら、火を点けてでも  煙を立たせろ」と社員に発破をかける。初めは抵抗していた社員たちだが、次第に高島の考えに染まり、でっち上げの記事を書き、雑誌の売り上げは上昇するが・・・。ありもしない事を、さも、本当にあったかのように雑誌に書き、書かれた人の、その後の人生がどうなっても知らんぷり。そんな、なりふり構わない編集長を、高島忠夫が演じる、雑誌社の内幕もの。なにせ、婚約して、幸せいっぱいの若い女優に、堕胎した事があるだの、他に男がいるだのと、100%嘘の記事を書いて、自殺未遂にまで追い込み、トルコ嬢を買収して、店内の会話を録音させ、それをソノシートにして雑誌の付録にするなど、やり方が酷いったらない。このまま行ったら、この人たち、バチが当たる、と思いながら観ていたら、あれ?ちょっと話が違う方向へ。あるルートから、銀行が不正融資をしている事を知った、高島忠夫と、部下たちが、巨悪に立ち向かっていく、という展開に。結局そうなるのか。それより、下世話なら下世話のまま、高島忠夫たちに、何らかのお咎めがあった方が、面白かったかもしれない。だって、彼らに、人生をめちゃくちゃにされた人達はどうなるの?その人達の、「その後」はまるで描かれていない。私には、不正融資なんかより、そちらの方が大問題に思える。それにしても、他人のスキャンダルを暴いて、それを楽しむ大衆という形は、今も、全然変わっていないけれど、ネットがある分、むしろ、今の方がずっと大変な気がする。昔は、雑誌にスキャンダルが出たって、3ヶ月もすれば、そんな事はみんな忘れてしまうけど、1度ネットに載ってしまうと、そうはいかない。噂は永遠に、ネットに残ってしまう。それに、今は、書き手は、雑誌社のライターだけではない。正義感に溢れた人々が..

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