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前衛的な映像もある痛快作「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」 

2019年06月30日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」 2019年 アメリカ  原題:Spider-Man: Far From Home期待していた「メン・イン・ブラック:インターナショナル」が、はずれて「旅のおわり世界のはじまり」も同じくコケて、「今度こそは!」と念じるような気持でジョン・ワッツ監督の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」を観た。やっと手ごたえのある作品に出合えて一安心。「アベンジャーズ エンドゲーム」後の世界を舞台に、スパイダーマンこと高校生のピーター・パーカーが、ヨーロッパで友人たちと旅行を楽しむなかでミッションを与えられ、真のヒーローへと成長していく姿を描く。 ● いったい何と戦っている?最初は高校生ピーターのごくごく普通の生活の描写が続き、世界の名所を旅する青春恋愛コメディでも観ているような気持になる。しかし、水面から『水でできた怪獣』のようなものが姿を現すと、新たな謎のニューヒーローの登場と共に「スパイダーマン」のアクションも入り、いつものパワフルな画面に変わっていった。 ピーターが変身し、手からクモの糸を出しながらそれを手綱に、ヨーロッパの空間を飛び廻り、爽快な気持ちを味わせてくれる。また、ところどころユーモラスな場面も入り、笑わせてくれる。でも、今回は劇場に外人の人が多く入っていて、その人達が笑う場所がぼくの笑うタイミングとまるっきりずれているのが気になった。自分が翻訳を通じて笑っていることより、本当はもっと楽しめる場面がいくつもあったのだろう。今回のアクションでは、仮想の世界にスパイダーマンがつれていかれる場面が何度かある。いったい何と戦っているのか?実際の場所は何処なのか?この不安な場面は前衛映画で描く精神的風景を見せられているような気持になる。 出演者のなかではピーターが彼女を好きなんだけど、気持ちをうまく伝えられない女子高校生MJを演じたヒロイン・ゼンデイヤ(Zendaya)が、良かった。彼女はちょっと毒舌を吐くのだけれど、それが嫌味にならず可愛らしく好演していた。ゼンデイヤはダンスも歌も得意で、モデルもやっている。2014年ラジオ・ディズニー・ミュージック・アワードでベストスタイル・アーティスト賞を受賞している。同じく2014年に「バラエティ」誌が、影響力のある10代の俳優および女優10人を発表し3位に選ばれている。● 一番身近なヒーローワッツ監督は『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)の監督に大抜擢された時は、手掛けた劇場監督作がたった2本しかない新人監督だった。しかし、同作を大ヒットに導き、続編となる『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』も監督したことで、スパイダーマンへの思い入れは深くこのように語る。 「スパイダーマンは、一番身近なヒーローだ。彼はどんなに複雑で無茶苦茶な世界に置かれても、観ているとその気持が伝わってくるんだ。スパイダーマンは、自分で特別なパワーを求めて手に入れたわけではなく、ただ与えられただけなのに、その運命を受け入れていく。僕にとっては、多大にインスピレーションを与えてくれる存在だよ」。 また、次の新作へのヒントは、どこまで本作に入れ込まれているのか?と、監督に聞いてはみたが、詳細は話してもらえない。「1つだけ言えることがある。ぜひ一番最後まで観て!それだけだ」。 まさにいつものように、エンドロールの後に、『まだこの作品は終わっていませんよ。』というような映像メッセージを残して終わる。この付けたしのようなCMのような扱いをせず、本編にきっちりと入れてほしいと個人的には思う。思わせぶりすぎて、1本の映画を観たという満足感を中途半端な気持ちにさせられてしまうから。 とはいえ、次のスパイダーマンをはやく観たいと思っている自分も出来上がってしまった。次の物語はどのように展開するのか? 参照:『スパイダーマン』最新作は「一番最後まで席を立たないで」と監督が訴えるPR:スパイダーマン:ホームカミング ブルーレイ & DVDセット [Blu-ray]  

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