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2019年06月22日 外部ブログ記事
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 能「鳥烏帽子折」について

写真は高輪の国指定史跡・東禅寺のいわれを示す掲示板。東禅寺は臨済宗妙心寺派に属し、幕末1859年に最初に英国公使館が置かれた場所で、初代公使はラザフォード・オールコック。先日、品川にあるコミュニティーハウスで老松会を開催した際に立ち寄った。

 昨日から清水能楽師による、5回シリーズの能講座「烏帽子折」が始まりました。「烏帽子折」はあまり演じられない能ですが、ストーリー展開、登場人物、舞台アクッションが通常の能と異なり、どちらかと言えば歌舞伎に近く分かり易いものです。

 ストーリー(あらすじ)は鞍馬山に預けられていた牛若丸が寺を抜け出し、奥州・・平泉の藤原秀衝のもとに向かおうと決めていました。金の行商をする金売吉次一行が平泉を目指すことを知り、牛若丸は同行を求めます。吉次は了承し、旅を続け、鏡の宿(滋賀県)到着したところで平家の伝令役が鞍馬山から抜け出した牛若丸をとらえるようにと指示を出していることを知ります。

 牛若丸は姿を変える目的で元服(成人)することになります(前髪を切り、烏帽子を被る)。烏帽子屋に行き、左折(源家の)烏帽子をつくってほしいと頼みます。吉次一行が旅を続け赤坂の宿(岐阜県)に到着すると、盗賊・熊坂長範が吉次の財を狙っていると聞き、牛若丸は盗賊100人を一人で追い払います。
 
 金売吉次が奥州平泉と京都を行き来し、財をなしていたこと、義経と親交を持ち助けたことも知られています。能「熊坂長範」にもこの話は出てきます。日頃、個人レッスンでは語り得ない(知り得ない)、能楽師の知識を披歴してもらい大変勉強になる講座です。清水先生は毎月一回のペースで、4か所のレッスン上で生徒を集めシリーズで講演されています。日々是好日。

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