トーマス18号

あの天安門事件から日本人を救った「真の英雄」。30年後に明かされた事実 

2019年06月11日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

民主化を求める学生らを中国当局が武力弾圧した天安門事件から、今年で30年。

中国ではNHKの海外テレビ放送のニュース番組で、天安門事件に関する部分が突然真っ黒な画面になり、放送が中断したと報じられています。経済発展が進む中、中国政府は天安門事件を「なかったこと」にしようとしています。

そんな現在ですが、当時、北京に滞在する日本人を救出するための救援機ANAのCAだった方が語る、公表された
「誰が、どういう風に、日本人を帰国させたのか?」
https://www.mag2.com/p/news/400888

死者1万人超とも言われる大混乱の北京から、誰が、どう邦人を帰国させたのかが明らかになり話題となっています。
時事通信の記者が外務省に情報公開請求し、天安門事件時の「邦人保護措置」報告資料を入手。その資料を元に当時の関係者などに取材し、記事にしたのです。

記事によれば、天安門事件が勃発した4日の翌日から(5日〜9日)、複数の大使館員らが手分けをし、北京市内の日本人留学生ら計1,464人をバスで各大学まで迎えに行き、ホテルや北京空港に移送したとのこと。

観光バスも借り上げ、ガソリンを買い集め、嫌がる運転手には通常の何倍もの報酬を与え、兵士から発砲されないようバスの前面窓に「日の丸」を付け、安全な道を選んで留学生らを迎えに行ったそうです。
大使館員たちの必死の救出劇で、事件に絡む邦人負傷者は2人にとどまり、ANAとJALが飛ばした救援機は6〜8日で計10便。留学生を含む合計3,133人の人たちが無事帰国しました。
日本の大使館員は「無名の英雄」として、邦人救出に身を呈していたのです。

・・・あれから30年。中国は大きく変わりました・・・。



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