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2019年06月10日 外部ブログ記事
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 第二回飯舘村スタディー・ツアー

 写真は「気まぐれ茶屋ちえこ」にて。どぶろくの販売許可を取り飯舘村にレストランを開業したちえこさん(立ったまま話している人)。6月8日(土)10;30分福島駅着のこまち129号車に乗り、NPO法人福島再生の会のレンタカーで一路飯舘村へ向かい昼食を頂いているところです。

 N事務局長(福島再生の会の理事も兼務)のツアー・コンタクターの下、昼食後はスタディーツアーらしく、分刻みの旅程をこなしながら、飯舘村の現況を勉強してきました。除染作業の結果、部分的に村は帰村可能地域になり、当初6、000名いた住民のうち、高齢者を中心に1,300名近くが帰村しています。

 学校は小・中・高が一緒になり新しく新設され、整備されていますが、生徒さんは飯舘村外からバスやタクシーで通学し、交通費を含めすべて公費で賄われています。街の駅も十数億かけて新設されるましたが、年間の収支はマイナスで村営の運営費は村の予算に負担をかけています。ちぐはぐさはありますが、徐々に村の形には戻ってきている様子です。

 東京電力の福島原発事故の影響で村を放射能で汚染され、政府の誤った情報の下に翻弄された村人たちの心を取り戻すことはできません。また、一度村を追われ、村の外で就職した若者たちは帰村するにも、飯舘村内には働く場がなく、手厚い補償費で帰村出来たお年寄りも田畑で農作物をつくることも出来ず、これからの毎日の生活をどのように取り返すことが出来るかは大きな問題です。

 認定NPO法人福島再生の会の田尾理事長は自ら村内に自宅を建築し移住されました。村民となった田尾さんは昨日が78歳の誕生日で、これからは村民として、村のあり方について新しいチャレンジ「芸術の村」構想を練っておられます。ファンドレージング等で出来る限りの協力はしたいと考えていますが、簡単な道のりではあり
ません。放射能汚染に苦しむ飯舘村のチャレンジは歴史に残るものとなるでしょう。日々是好日。

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