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吾喰楽家の食卓

『よたんぼう』(購入編) 

2019年04月17日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

真打昇進や襲名などの披露公演では、休憩時間に、当人の名入り扇子や手拭を販売することが多い。
大概は、弟弟子や弟子が、販売を受け持っている。
私は扇子や手拭は、あまり買ったことがない。
一昨年、真打に昇進した桂三木助の手拭が、唯一の例外だ。

噺家が何か出版すると、サイン入りの著作を販売することがある。
その場で、サインをしてくれる師匠も居る。
サインには、さほど興味はないが、ご祝儀のつもりで買ったりする。
かつて、金原亭伯楽や三遊亭円丈の本を買い、短いお喋りや、師匠と並んだ写真を撮って貰ったりした。

今回、桂歌丸の四番弟子である桂歌蔵が、この春に出版した『よたんぼう』を販売した。
歌蔵は、滑稽噺『片棒』を口演したが、そのマクラで、自身の著作をPRした。
消費税はサービスとのことだったが、その時点では買う気がなかった。
中入りで、トイレへ行った際、混雑しているロビーで、自ら本を販売していた歌蔵を見て、気が変わった。

中身を見て買うことはできないが、ご祝儀のつもりだから、それでも構わない。
サインが終わった後、許可を得て写真を撮らせて貰った。
今まで、何人もの噺家の写真を撮って来たが、このような生真面目な師匠の顔を見たのは初めてだ。
それでも、高座で客を沸かせた師匠だから、本も面白いに違いない。

   *****

写真
4月15日(月)撮影:著者の桂歌蔵・著書の『よたんぼう』



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パトラッシュさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

仰せの通りです。
正に銀行員です。
税務署員でも、通用するかもしれません。
カメラを向けたら、更に硬い表情になりました。

若い、馬るこ師はともかく、還暦を過ぎた世之介師や私より年上の円丈師は、Vサインでポーズを取ってくれました。

2019/04/17 07:59:31

「実直」

パトラッシュさん

を絵に描いたようなお顔ですね。
スーツにネクタイ姿なら、銀行員に間違われるでしょう。
(融資はしてくれなさそう)

2019/04/17 07:20:18

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