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蓬生坂(よもぎ坂) 

2011年06月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 勝山市鹿谷と遅羽町蓬生集落を結ぶ蓬生坂は、昔から重要な道だった様だ。
 古くは平泉寺と一乗谷を結ぶ峠道の一つであり、近世には鹿谷と遅羽そして大野を結ぶ峠道だった。
 
 現在は平成4年に蓬生坂トンネルが出来て、鹿谷の東遅羽口側の様子はだいぶ変わり、また中部縦貫自動車道の工事中で、その辺りをウロつくのも難しい。
 

蓬生坂の標柱とバンビラインのご案内 ここを入り写真の右隅あたりで左へ入る道あり

 
 トンネルへの道を走ると、蓬生坂の標柱とバンビラインの看板があった。そこから登ったが、帰って地図で確かめると、昔の道よりだいぶ手前だ。トンネル口に車を停めて、ここまで歩いたが、取り付けそうな処はあっても、峠道らしいものには気が付かなかった。
 


 
 道は上の方を除いては、草に覆われてはいたが車の轍があって、幅が広く歩き易い。途中から昔の道の上を歩いているはずだが、草深い道となって右に曲がる処へ来た。その道の造り方が如何にも人工的に思えた。
 
 それで真っ直ぐに踏み跡へ入ったが、自然に左の尾根を這い上がる形となり、尾根の上の良い道に出た。
 これはバンビラインだった。すぐに先程の道へ下りる分岐があり第3展望台に出た。
 

バンビラインの第3展望台の西側すぐの地点

 
 分岐から下る。急で滑るし下るには相応しくない。さっきの道のない尾根を下った方が楽みたいな気がする。
 やがて峠道に降り立ったが、そこが峠と云う感じの処だった。先程尾根に取り付いた処へ戻ってみたが、すぐだった。曲がり方が人口的だと思ったところには、内側を登る昔の道跡と思われる掘れた道らしきものが認められる。

蓬生坂の峠に当たるところ、標高は274m程(誤差あり)

 
 蓬生の矢印に従って先に進むと、谷の上に付けられた道だ。昔の道は反対側の谷底に近いところにあったのではないかという気がした。道は逆向きに谷に向かい反対側にまわってトンネル口に降りた。
 

蓬生側のトンネル口  今立っている処へ出てくる

 
 峠道はさらに谷沿いに、ここからは明瞭に舗装された道となっていた。今迄とは大違いだ。
 それで今日はここまでとし、トンネルを通って反対側に停めてある車に戻ることにする。
 
 車で軽食を摂ってから、蓬生集落奥の蓬生坂の登り口へ行って写真を撮って帰路についた。
 バンビラインへの往復は予定外だったが、これが無かったらトンネルから蓬生集落を往復してもよかった。
 

蓬生集落奥の蓬生坂入口
 

    「昔から蓬生〜鹿谷を結ぶ幹線道であったと共に、勝山及び下新井から大野へ通じる道でもある。」
 
 今日はデータロガーを腰に付けたポシェットに入れて歩いたせいか、軌跡がデタラメになってしまった。
 一応参考までに載せておきます。 2万5千分の1地図「山王」

              地図閲覧サービス ウォツちずを使用しています。

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