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吾喰楽家の食卓

麹町の蕎麦 

2019年03月21日 ナビトモブログ記事
テーマ:生活

昨日、中席の千穐楽を楽しんだ。
八日目を見た夜、無性に千穐楽を見たくなった。
中央ブロックの三列目までか、両側ブロックの最前列が取れなかったら諦めることにした。
幸いなことに、何れも空席があった。
少し迷って、中央ブロックの二列目に決めた。
まるで、誰かを待っていたかのように、一つだけ、ポツンと空いていたのである。
当初は、パスするはずの中席を、二回も見ることになった。
その辺の心情は、別の機会に譲る。

昨日、八日目と同じ電車に乗り、同じ麹町の蕎麦屋で昼餉を食べた。
初回は、この店の一番人気である「バジル冷そば」を頼んだ。
折悪しく、歯の治療中だったので、コシがある蕎麦に難儀した。
二回目の前回は、「スタミナ冷そば」を選んだ。
そぼろ肉が入った甘辛のつけ汁と、生卵で食べさせる蕎麦である。
食券の自動販売機を見ていたら、休憩時間を挟み、午後五時からは、酒やツマミの用意があることに気が付いた。
三回目の昨日は、「スタミナ牛すじ冷そば」にした。
前回のそぼろ肉が、牛すじに替わっている。

初回はコシの強さに驚いた蕎麦だが、治療が済んだ歯で食べると、さほどでもなかった。
生卵を使うことで、喉越しが良くなっていた。
味が濃いつけ汁だが、決してしょっぱくはない。
三回目にして蕎麦湯の存在に気が付き、余ったつけ汁に入れて美味しく飲んだ。
今は試しに色々食べているが、一巡したら、基本メニューの「海苔胡麻冷そば」に単品でトッピングを追加するのも良いかも知れない。
立ち食い蕎麦としては安くないが、味と量を考えれば、決して高くない。
若い女性客が多いのも、この店の特徴だろう。
次回は何を食べるか、今から考えているのは、如何にも食いしん坊らしい。

   *****

写真
3月20日(水)の昼餉(スタミナ牛すじ冷そば)と店の前



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