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テレビで楽しむ古典芸能 

2019年03月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

好きな落語家が十人以上は居るが、立川志らくも、その一人である。
志らくは、日曜日の早朝番組「演芸図鑑」で、今まで進行役を務めた。
通常、番組は色物、落語、対談の順に進行する。
最後の出番なので、順序を変え、対談の後に自ら落語を口演した。

「演芸図鑑」との関連は分からないが、「日本の話芸」では、その志らくが『八五郎出世』を口演するはずだった。
ところが、琵琶湖マラソンがあり、テレビ囲碁トーナメントの時間が繰り下がってしまった。
皺寄せで、「日本の話芸」は、翌日の再放送の時間へ変更になった。
従って、再放送は遣らない。

日曜日の楽しみが減ってしまったと思ったら、午後六時半から、「落語ディーパー」の再放送を見ることが出来た。
俳優の東出昌大が進行役で、落語家は春風亭一之輔、柳家わさび、柳亭小痴楽、立川吉笑が出演する。
3月4日(月)は『長屋の花見』、3月11日(月)は『真田小僧』がテーマだった。
と言っても、午後11時からの放映なので、本放送は見ていない。

月曜日は正午からは、「にっぽんの芸能」の再放送で、女流長唄の人間国宝である、杵屋佐登代と今藤綾子の名演を聞いた。
正直に言うと、歌舞伎を見始めるまでは、長唄に馴染みがなかった。
今でも専門的なことは分からないが、人間国宝による唄と三味線の名演に魅了された。
次回は、同じく人間国宝の坂東玉三郎が出演するので、楽しみにしている。

午後三時からは、志らくの『八五郎出世』、一般名『妾馬』(めかんま・めかうま)を見た。
お屋敷奉公した妹が、お世継ぎを出産したので、兄の八五郎は、殿様にお目見えすることになった。
酔った勢いで、殿様に妹や母親のことを頼む場面では、今回も泣かされた。
この落語は、柳亭市馬など五人ほどの口演を見ているが、毎回、同じ場面で涙が出てくる。

火曜日の昨日、午前中は掃除と洗濯で忙しくしていたが、午後は時間が出来たので、「落語ディーパー」の動画を見た。
番組は、テーマの演題に関わる裏話が面白いのだが、落語自体は、時間の都合で、途中で終わってしまう。
期間限定だが、NHKのホームページで、落語の動画を通しで見ることが出来るのだ。
興味がある方は、是非、ご覧ください。

http://www4.nhk.or.jp/P4544/21/

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写真
3月12日(火)の昼餉(肉汁もり饂飩)と夕餉(鰆の粕漬)



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