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十兵衛の奮闘記

小学生の総合学習のお手伝いの話でござる。 

2019年03月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


ご無沙汰致しておりまする。手前は、お蔭様で相変わらず大道芸を続けておりますが、これといったトピックもなかったのでご無沙汰していたのですが、今般貴重な体験を致したので、久し振りに記事をアップする次第でござる。それは何かと申しますと、小学生3年生の総合学習のお手伝いをしてきたのでござる。「何に?大道芸人が小学校の教室に現れるなんて不謹慎ではないか!?」と訝しがる御仁が多々おられると思いますが、その訳は次の通りでござる。横浜のある小学校3年の生徒さんが、国語の教科書に「コマを楽しむ」という話が載っていたので、是非自分たちもコマを回して楽しみたい、人に見てもらって喜んでもらいたいということになったようで、総合学習(今はこのような教科がある)で「見て楽しいコマ芸を作って発表しよう!」という課題を設定して4月から話し合い・練習等の学習を始めたようでござる。ところが途中で、コマ回しや芸の見せ方などでアドバイス等してくれるお手伝いさんがいれば助かるということになったようで、このクラス担任の熱心な若い女の先生が、あちこちあたったようですが、なかなかお手伝いが見つからず、最後に「コマ芸、大道芸など」でWEB検索したところ『麻布十兵衛』がヒットしたようで手前にお声が掛かった次第でござる。手前は小さな投げコマはやったことがなかったので、辞退しようとしたのですが、その先生が作成した総合学習企画書を拝見したらビックリして、こんなに素晴らしい立派な企画書は会社勤務時代でもあまり見たことがないと感動し、先生の熱意に負けて『気に入った!こちとら江戸っ子だい、ひと肌脱ごうじゃないか!!』となり昨年の6月から月一回ボランティアで生徒の皆さんと一緒に練習するハメになった次第でござる。ところが、実は手前は手で回す大きい江戸独楽芸はこなせても、小さい投げコマはやったことがなく、最初上手く回せることが出来なかったのですが、生徒さんに「芸を身に付ける時に一番重要なのは絶対に諦めないことだ」と言っている以上、途中で投げ出すこともできず、又、生徒さんにも負ける訳にいかないので、密かに自宅で猛練習を続けたのでござる。その甲斐あって、綱渡りなどの投げコマ芸も、生徒さんの前で失敗して大恥をかいたこともありましたが、ようやく手前の持ち芸として身に付けて披露出来るようになり、これも一緒に練習した賜物として喜んでおりまする。又、当初はコマが全く回せなかった子も何人かいましたが、諦めず頑張って練習を続けた結果、生徒全員が回せることが出来るようになったのも大きな収穫でござった。その後生徒さんと一緒に演出方法なども工夫し、近所の保育園や老人ホームで披露し経験を積んだ後、総合学習の集大成として、3月8日に学校近くの商店街で一般の方対象に、クラスの全員がグループ毎に色々なコマ芸を披露して、大きな喝采を浴びたのでござる。めくり(グループ名を書いた紙製の札)も用意し、口上なども色々工夫して一生懸命芸の披露を行い、終わった後の生徒さんの達成感のある顔を見て嬉しくなったのでござる。手前としても若い生徒さんと楽しい共有時間を持つことが出来、若いエネルギーを分けてもらった感じとなり、貴重な経験が出来、お手伝いして本当に良かったと感じているのでござる。(完)  

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