メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

雲っち

むかし話7: 汽車に乗って 

2019年03月08日 ナビトモブログ記事
テーマ:昔の生活事情

小さい頃はまだ蒸気機関車でした。父と兄と東京に行きました。

岩手から東京まで12時間かかったと覚えています。昔はアメリカに行くより遠かったんですね。各駅停車をドン行と言ってました。ガッタンゴットンと走ってたのも覚えています。

車内の壁はピカピカした板張りで、座席は直角に立った木製の背もたれで青いビロードのクッションが貼ってあって、向かい合わせになっていました。床はオイルを塗ったような黒っぽい板張りでした。窓は上の方に引き上げて開けることが出来ましたが、トンネルに入ったら急いで閉めなければ煙が入ってきます。

駅弁とか覚えてないので、たぶん梅干しの入った大きなおむすびとかお菓子をたくさん持って行って食べたんでしょう。

こういう車両は高校生の頃もローカル線でありました。

それから急行が走り出して8時間で行けるようになりました。特急が走り出して6時間になり、新幹線が通った初頭は3時間半、今では2時間15分です。ちょっとお買い物に、と行けるようになりました。

ちなみに私が高校生の時家出して上京した汽車は、夜行列車の急行でした。



拍手する


この記事はコメントを受け付けておりません

PR







上部へ