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雲っち

むかし話6: 発車オーライ! 

2019年03月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:昔の生活事情

田んぼの中にあった家は鉄道より国道の方が近かったので、保育園へ通ったり町へ出たりするのにバスに乗りました。

当時の路線バスは今の様な平たい正面のでなく、鼻が突き出ていて小さ目で、全体丸っぽい作りでした。ちょっと調べたらそういうのはボンネットバスと言うんだそうです。

昇降口は真ん中に一つあって、若い女性の車掌さんが立っていました。紺の上着に夏はタイトスカート、冬はスラックスで頭にはちょこっと斜めにお揃いの帽子をつけていました。ウエストには使いこなされた黒皮のバッグが下がっていて、バス料金を精算します。

停留所が近ずくと「ぇ、次は〜次は〜、高田橋です、お降りの方はございませんか?」と案内があり、そこで降りたい時は「お願いします!」と車掌さんに聞こえるように返事をしました。お客さんが降りた後出発を運転手さんに 伝える合図は「オーライ!」

バスの窓に沿って緑色のビニールが張ったつるんとした硬いシートが回されていて、小さい身体にバスがガタガタ揺れるので、落ち着いて座ってられなかった気がします。

田舎の子供から見てちょっとステキに見えた車掌さんですが、なぜか余り優しい感じの人はいませんでした。「街の角から街角へ〜、
発車オーライ、明るく〜明るく〜、走るのよ〜」という歌があったみたい。

ちなみに私は6っつの時死んでるはずだったんです。保育園の帰りお菓子屋さんへ道路を横切った時、赤い急行バスの前に飛び出したらしく、気がつたいたらバスの下敷きで大きなタイヤの横に転んでいました。鼻血を出して家に帰りましたが、理由を絶対言わなくて母はお菓子屋さんのお母さんから何があったのか聞いたそうです。バスの運転手さんにも大変ストレスだったと思ってます。

写真はネットで見つけたものです。



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思い出すわね

まはろさん

バスにはねられた? 良かったわね命拾いして 神様が守っているのでしょうね ラッキー

戦時中のバス何で走っていたと思いますか?
バスの後ろに薪を燃やして走っていたのよ
坂になると男性が後ろから押して走ったこともありました そんな事知ってる人も少なくなりましたわね
長生きのお陰で今の良き時代を知ることができました

2019/03/08 16:47:06

バス事故

onさん

そんな大変な事故に遭って
よくもまあ
助かったものですね。

懐かしいバスの写真

ありがとう〜(^_-)-☆

2019/03/07 15:30:18

トラさんへ

めのうさん


トラさんもおんなじような命拾いしたんですね〜。

私はそれから自分は何かに見守られているという気がするのです。

2019/03/07 10:30:36

え〜?

アダージョさん

めのうさん

ボンネットバスに撥ねられた? それも急行バス。
良くご無事で。
昔のバスは凸凹していて 材質も鉄の塊りみたいでしたが。

拾い物のお命 これからは大切にしないと いけませんね。

2019/03/07 10:24:10

ネコを追いかけて・・・

トラ。さん

めのうさん、こんにちは

私の子どもの頃、幼稚園に行く前の事です。
家のネコが道路に飛び出して、道を渡って行きました。
私は、「危ない」と思って、すぐさまネコを追いかけましたが、ネコにばかり気持ちがいっていたので、道路に飛び出した瞬間、何かに跳ね飛ばされました。
気がついたときに、母に聞いた所によると、バスの側面にぶつかって飛ばされたようで
「もう少し早く飛び出していたら、跳ね飛ばされて死んでいた」と、笑われてしまいました。
「アンタが悪いのだから、仕方が無いなぁ」
子どもながらに、バスに飛ばされて気絶していたのに、なんで笑っているのか不思議でしたが、おそらく母も、私が怪我も無く、無事に目を覚ましたので、ホッとしたのでしょうね

2019/03/07 10:22:45

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