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ニャンコ座リポート

満ち足りシューマン=キラキラリスト (11/20) 

2018年11月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 18日午後は、年に1度の地元での大物演奏家によるコンサートと、なんちゃって孫たちのピアノ発表会が、ドンかぶりしました。かなり迷いましたが、外山啓介君のラヴコールを振り切って、発表会を選びました。ママのかちゃ子さんも、ハッチ〜と連弾するし、先生はヨガ友だし、その娘さんは、かつてミュージカル「卑弥呼」で苦楽を共にした仲ですから。
 去年まで使っていたホールが地震で使用不能になり、近くの公民館で開かれました。おかげで、たぶんお友達やご近所さんが大挙して押し寄せたのでしょう。プログラムが足りなくなると言う嬉しい誤算だったようです。ある子&シモン母子も来て、2歳なりたてのシモン君、声を出してはいけないことを理解したようで、とっても偉い子ちゃんでした。
 小1から大人の生徒さんたち、それぞれ個性もあって良い演奏でした。ハッチ〜は持ち前の真面目さでシューマンを弾き、ママとの連弾では「ドレミの歌」を楽しく演奏しました。シモン君もニコニコでした。ナナさんは一皮むけましたねぇ。指が良く動いて羨ましいです。
 子供はリズム感が良いと言いますが、良いであろうリズム感を演奏にのせるのは、やはりテクニックの問題もあり、簡単ではないんだなぁと感じました。ジャズも弾かれましたが、これはとにかく聴かせ続けることが大事かもしれません。ピアノ科で学んでいる高校生の子は、真っ赤な肩出しドレスでバッハ・ショパン・ベートヴェンを見事に演奏してくれました。オーディションも受けるそうです。
 そうか、ピアノは、顔を横振りするようになって初めて本物なんだと、妙に納得しました。小学校に音楽専科として勤めてすぐ、ほかの子と全然違うと感じた子が2人いました。たまたま同じ学年でしたが、3年生にして、ずば抜けていました。女の子はピアノの調律師になったと聞きました。電子オルガンを弾いていた男の子は、小学生のうちにクラスの歌を作曲し、今はプロのミュージシャンです。
 先生のもう一人の娘さんが、シューマンの歌曲「献呈」を、リストがピアノ曲にしたのを弾きました。「献呈」は、課題として歌った事は無いのですが、遠い昔、町内の音楽の先生に連れられて、ヨセフ・モルナール氏のレッスンを受けに行った時(良く行ったもんだ、レッスン料は15,000円だったような)、目の前の女性が歌ったのがこれでした。女性の歌がみるみる良くなっていくのが、魔法のようでした。私が受けたのは、シューベルトの「羊飼いの嘆きの歌」でした。
 シューマンって、あまり意識したことなかったのですが、何と満ち足りた音なのでしょう。それがリストの手でキラキラになって、最後のアヴェ・マリアあたりでは、泣きそうになりました。改めて、ピアノ全く下手くそですが、好きだわ。
 どこもかしこも、ゴーン、ゴーン。長与千種さんに暴行した男って…絶句。

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